過去ログ - 【モバマスSS】ウォーク・ザ・キャット
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◆ktFVXC62lW5M
[saga]
2015/02/08(日) 23:10:18.45 ID:T1Cs+9ITo
みくは大きなため息を一つついた。
「Pチャンのそういう頑固なところ、全然変わってないね」
俺はその時、というかさっきから強烈な違和感を覚えていた。
その正体にすぐに思い至った矢先、みくは歩き出した。
「いいよ。どうせ今日断っても、また来る気なんでしょ?」
俺はみくの後を追いながら、それに答える。
「明日にでも」
「だったら、Pチャンの負担になるのも嫌だしね」
「負担だなんて思ってない」
「負担だよ。今日だってどうせ仕事の合間を縫って、わざわざ来たんでしょ?」
負担だと思っていないことも、仕事の合間を縫って来たことも、事実だった。
「だからさ。もうはっきりさせるよ」
みくはそれが何でもないことであるかのように、平坦な口調で、続けた。
「みくはもう、アイドルを続ける気はない、ってこと」
日は完全に沈み切り、夜の闇が空を覆っていた。
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