過去ログ - 【ラブライブ!】user名:泥だらけのハイヒールを履いた元踊り子のための薬用石鹸
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12:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/09(月) 21:38:10.26 ID:dwilK1n2O
6.9 希ちゃんだって、不安を背負う

にこにーが去ってから、希ちゃんは反省していた。
やり方が
ではなかった、と。

あんな風に自分の中に長い時間をかけて築き上げてきたものをコケ落としされては、
にこっちでもなくても、まきちゃんとかならゲキ怒りされているだろうと、反省した。

その反省の念は、希ちゃんをその場に留まらせ、歩を立ち止まらせた。

「にこっちに嫌われたかな......?」

希ちゃんの後悔は、彼女から関西風味のアクセントを奪っていた。





あの2分後からさらに小一時間経ったぐらいの時間がその部屋に訪れるその瞬間、部室の扉が不躾な音を立てて開かれた。

希ちゃんはその音に驚いて振り返る。
そしてさらに驚いた。

「にこっち......どうして......」

「聞きなさい、希」

にこにーは希ちゃんの眼をまっすぐに見て言った。
その瞳の輝きに希ちゃんは釘付けになった。


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