過去ログ - 戒斗「赤と青の?」一夏「ヒッサーツ!マキシマムドライブ!」
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126: ◆n.O102o4Y2[saga]
2015/02/27(金) 08:20:54.10 ID:6Z5PQ05eo
<風都タワー>

 ――『こども祭り』のイベントでごった返す風都タワーに、調査を続けるラウラの姿があった。

 ――ラウラは、ふうとくんが描かれた帽子を被った男の子に聞き込みをしていた。

ラウラ「……そうか。君も知らないか」

少年「うん」

ラウラ「協力感謝する」

少年「待って!」

ラウラ「何だ?」

少年「仮面ライダーって、何?」

ラウラ「……ふむ」

ラウラ(改めて問われると難しい問題だ)

ラウラ「それは――」


「君達の味方だよ」


ラウラ「む?」

ラウラ(……爽やかな青年だ)

霧彦「坊や。仮面ライダーは君達の……子供達の味方だ。仮面ライダーは必ず君達を守ってくれる。君達の声援があれば、奇跡だって起こしてくれるんだ」

少年「ぼく達の味方……」

霧彦「そうだよ。もちろん、頼りきりではいけないけどね。でも、自分の力ではどうにもならない時には、仮面ライダーを呼ぶんだ」

霧彦「仮面ライダーは絶対に君達に涙を流させない」

霧彦「だって……。君達こそが、風都の風なのだから」

少年「そうなんだ……。ありがとう、お兄さん!」

霧彦「ああ。ばいばい」

 ――霧彦は、ふうとくんの帽子を被った少年を、微笑みながら見送っていた。

ラウラ「……」

霧彦「余計な口出しだったかな」

ラウラ「いや、助かった」

霧彦「それはよかった」

霧彦「I Love ふうとくん! ふうとくんを愛してくれている子の手助けができてよかったよ」

 ――霧彦の目は、ラウラの腰に下げられた『ふうとくん』を見つめていた。

ラウラ「ふむ」

ラウラ(悪人ではないようだな。むしろ、天然のようだ)

ラウラ「質問がある。あなたはどうして仮面ライダーを知っているんだ? それはもう、みんなに忘れられてしまった英雄だ」

霧彦「…………」

霧彦「情報交換をしよう」


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