105:名無しNIPPER[saga]
2015/03/25(水) 14:29:03.63 ID:cGWa9Hbq0
龍王(ローブ)「……!?」ガクン
眼帯「おい、まだ動けないだろう。無理はするな」
片腕「奴は炎も問答無用で切り裂く魔力の剣、それと全てを弾く結界を使える」
片腕「結界は出した瞬間は最強だが、時間が経てば経つほど脆くなってくる」
片腕「そして、あの武器に魔力の剣を纏わせ、リーチを二倍に伸ばしてくる」
青年エルフ「了解……ま、あんまり関係ねえな」シュドドッ
眼帯「知属性の矢か、速いね」ガガッ
片腕「悪いが……すぐに終わらせる!」ヒュンッ
眼帯「ッ……!」ギィン!
片腕(後ろを取った、奴も巻き込まない……このまま暴風のバリアを展開する!)トッ
眼帯「しまっ……」
片腕「……!!」フォッ ガクッ
眼帯「!?」
青年エルフ「らぁ!!」
眼帯「ハハッ! どうやら限界のようだね!」スカッ ボッ!
青年エルフ(! 危ねえ、突きのリーチも二倍に……!)ズピッ
眼帯「終わりだ!」ブンッ
青年エルフ「誰が……終わりだって?」ギィン! ドゴッ!
眼帯「がっ……何故壊れない!?」ゲホッ
青年エルフ「ハッ、これは勇者が使ったとされる「龍殺しの剣」だ」
青年エルフ「ある日、ふらっと現れたドワーフが作ったとされるこれは、「絶対に折れない」魔法を込められている」
青年エルフ「てめえごときが折れる剣じゃねえんだよ!」ダッ
眼帯「ハッ……だったら、本気で行くよ」シュイン ビリ
眼帯「「爆破」「氷結」「雷撃」!」カッ
青年エルフ「随分と高い魔法書持ってるじゃねえか」バチィ!!
眼帯「ハハッ!!」ヒュババババ
青年エルフ「チッ!」ガガガガ
眼帯「! そこだ!」グサッ!
青年エルフ「ぐっ……!!」ボタタッ
眼帯「フッ!!」ドゴッ
青年エルフ「があっ……」ドサッ
眼帯「ハハッ……こっちは剣が二つあるんだよ? 君の太刀筋じゃ対処出来ない」
青年エルフ「……は、どうだか」シュウゥウゥ
青年エルフ「てめえは魔法にかまけた豚だ」ビリッ
眼帯「俺を……豚……だと……!?」
青年エルフ「……「筋力強化」」ニヤ
眼帯「お前……誰に物を言っている!?」ダッ
青年エルフ「――おおっ!!」ギィィィン!!
眼帯「ぐっ……」フラッ
青年エルフ「ハッ!」シュドッ!
眼帯「ぐうっ……!!」
青年エルフ「致命傷にはならねえよ。お前はプライドが高そうだからな……それを刺激すれば、絶対に避けないと思った」
青年エルフ「さて……止めだ、龍王」ギロ
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