1:名無しNIPPER
2015/02/11(水) 14:37:48.04 ID:jBjEyUcpO
ガッタンガッタンーー
場所は、オーデションの会場。
全員の審査を終え、マイクや照明を片付ける音が響いていました。
「大丈夫…かしら」
結果が発表されるのを皆がじっと待つなか、心配そうに千早ちゃんは呟きます。
「途中、少しだけ声が上擦ってしまったわ。 所々おかしな所もあったし 歌が売りなのに、私は…」
「大丈夫だよ……皆、頑張ったんだもん」
私がそう言うと、悲しそうに千早ちゃんは俯きます。
やがて審査員が立ち上がり、大きく勝者の名前を読み上げました。
「ーーーーー！」
……それは、私達の名前ではありませんでした。
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2:名無しNIPPER
2015/02/11(水) 14:48:35.63 ID:jBjEyUcpO
「何で…何でダメなの！？」
事務所に帰り着くとすぐに、千早ちゃんが泣き叫びました。
見かねた小鳥さんが、千早ちゃんを支えながら小部屋へと連れて行きます。
3:名無しNIPPER
2015/02/11(水) 14:58:53.48 ID:jBjEyUcpO
蛍光灯だけが暗闇を照らすなか、私は壁に寄り添い、ただ俯いてました。
ガチャッと音がして、誰かが事務所から出てきます。
そして、もう一人、私の横で壁に背をもたらせました。
4:名無しNIPPER
2015/02/11(水) 15:06:25.03 ID:jBjEyUcpO
帰りの際、私はプロデューサーさんに呼ばれました。
次のオーディションに向けての報告があるそうで、リーダーの私に話があるとのことでした。
社長室の中には、社長の他に、律子さんと小鳥さんも居ました。
5:名無しNIPPER
2015/02/11(水) 15:13:50.51 ID:jBjEyUcpO
「でも…やっぱりオーディション本番になると、皆緊張して動けない所が多かった印象を受けました」
「あぁ…それは俺も薄々気が付いてはいた」
「事務所では、皆リラックスしてるんですけどねぇ〜…」
6:名無しNIPPER
2015/02/11(水) 15:28:42.02 ID:jBjEyUcpO
「春香は、何か思ったりすることは無いか。 何でもいい、練習中のことでも 事務所の方針でも…遠慮せずに言っていいんだぞ」
「あぁ…はい。 えぇと…」
言葉を喋ろうとして、脳裏に浮かんできたのは皆の悲しそうな顔でした。
7:名無しNIPPER[sage]
2015/02/11(水) 15:31:02.08 ID:lesz7UQZo
期待
8:名無しNIPPER[sage]
2015/02/11(水) 15:32:31.54 ID:qWWyQN4zO
ふむ
9:名無しNIPPER
2015/02/11(水) 15:38:42.89 ID:jBjEyUcpO
………
…………………
次の日、事務所に皆が集められました。
10:名無しNIPPER
2015/02/11(水) 15:46:24.89 ID:jBjEyUcpO
完
11:名無しNIPPER[sage]
2015/02/11(水) 16:00:52.80 ID:ccoXJv6c0
結
12:名無しNIPPER[sage]
2015/02/11(水) 16:49:33.12 ID:VpyntCJDo
えっ終わり？
13:名無しNIPPER[sage]
2015/02/12(木) 02:22:39.23 ID:ckHew0/s0
書けや
14:名無しNIPPER[sage]
2015/02/12(木) 10:38:23.01 ID:KPT6CFUMO
最近流行りの気が向かないのでやっぱやめますですね
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