過去ログ - 提督「加賀さんはデレてなんかくれない」
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856: ◆and2h/yWHc[saga]
2015/12/16(水) 01:19:26.47 ID:bvkRbyUI0
☆大天使春雨☆

春雨「あのー、瑞鶴さん」

瑞鶴「ん、どうしたの?」

春雨「クリスマスパーティー用に料理の練習してたんですけど、ちょっと作りすぎちゃって…」

瑞鶴「あー、なるほどね…何作ってたの?」

春雨「七面鳥なんですけど…結構美味しく出来たと思うんです!」

瑞鶴「七面鳥…」

春雨「どうかしましたか?」

瑞鶴「…あー、ごめん。私パス」

春雨「七面鳥…嫌いでしたか?」

瑞鶴「…まぁそんなとこ」

春雨「……お、美味しいですよ?」

瑞鶴「…ごめん、食べれない」

春雨「…ぐす」

瑞鶴「あー!ごめん!ごめん春雨!本当にごめん!だから泣かないで!」

加賀「……何をしているの?」

春雨「か、加賀さぁん…」

瑞鶴「こ、これは…あの…」

加賀「情状酌量の余地はないわ。明日から訓練3倍よ」

瑞鶴「えっ…いや、それ死ぬんじゃ…」

加賀「足りなかったかしら?」

瑞鶴「いいえ!そんなことはございません!」

加賀「全く…それで、どうしたのかしら、春雨」

春雨「瑞鶴さんが七面鳥苦手だそうで…もったいないなぁって…」

加賀「七面鳥…ああ、なるほど。そういう事ね」

瑞鶴「恐らくお察しのとおりかと思われます!サー!」

加賀「馬鹿ね…そんなことを気にするなんて」

瑞鶴「うっ…」

加賀「だいたい昔のトラウマに引っ張られてばかりでどうするの」

瑞鶴「ぐぬぬ…」

加賀「今のあなたとあなたの艦載機はもう2度と七面鳥と揶揄される事なんてないわ。自信を持ちなさい」

瑞鶴「でも…」

春雨「あ、あの…難しい事はわかりませんけど…瑞鶴さんはとても強いと思います!」

瑞鶴「でも、まだまだ足りないんだよ…」

春雨「そうなんですか…?」

瑞鶴「他の鎮守府の『瑞鶴』より強くったって、『加賀』より強くったって…ここの!私の目の前にいる『加賀』に勝てないと意味がないのよ!」

加賀「いい意気込みね」

春雨「は、はぇ〜…」

瑞鶴「まだまだ現状勝てそうにもないし、それこそ加賀さん側から見たら七面鳥撃ちだけど…絶対!絶対勝つんだから!」

春雨「か、かっこいいですね…」

加賀「まぁ、そう簡単に負ける訳にはいかないわ。第一艦隊の旗艦を任されているからには、ね」

瑞鶴「ぐぬぬ…まずは赤城さんと翔鶴姉に勝てないと…」

加賀「そうね。あの2人に勝てない程度では…私に勝つなんて無理ね」


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