過去ログ - 響「貴音!?」たかね「めんような!」
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797: ◆ccGlDikGP2[saga]
2015/12/15(火) 21:59:18.58 ID:mKrcaVT70

  響「…… なんで、なんでそんなことしたの!? たかねを無理やり成長させて、なんの意味があるのさ!?」

 使者「先ほども申しました、試練をお受けいただくための準備のひとつです」

以下略



798: ◆ccGlDikGP2[saga]
2015/12/15(火) 22:00:00.26 ID:mKrcaVT70

たかね「いままで、なにもおつたえできなくて…… ごめんなさい、ひびき」

  響「…… たかねも、このこと…… 初めから、全部、知ってたの……?」

以下略



799: ◆ccGlDikGP2[saga]
2015/12/15(火) 22:00:53.55 ID:mKrcaVT70

 使者「まずそもそも、試練に臨むにあたり、対象者は月の民としての記憶を一時的に抹消されます」

  響「えっ…… どうして?」

以下略



800: ◆ccGlDikGP2[saga]
2015/12/15(火) 22:01:31.92 ID:mKrcaVT70

 使者「ただ問題は、我々の有する地球についての記録がいささか現状に即していないことにあります」

  響「…… もしかして、貴音の言葉づかいがやたら時代がかってたのって……」

以下略



801: ◆ccGlDikGP2[saga]
2015/12/15(火) 22:02:12.52 ID:mKrcaVT70

 使者「本来であれば、定められた試練の期間が終わり次第幼子に戻られ、迎えの者がすぐ参ります」

  響「今あんたがここにいるのも、そのルールに従ったからじゃないの?」

以下略



802: ◆ccGlDikGP2[saga]
2015/12/15(火) 22:03:25.16 ID:mKrcaVT70

  響「っ……、もういいよ! それで、たかねの場合が普通とはどう違ったっていうの?」

 使者「単純なことです。姫君の側から、接触を図ってもらう必要がございまして」

以下略



803: ◆ccGlDikGP2[saga]
2015/12/15(火) 22:04:56.99 ID:mKrcaVT70

  響「……もうこの際、あんたが本当に月の人で、たかねを連れ戻しに来た、ってのは信じるしかなさそうだぞ」

 使者「それは大変に助かります」

以下略



804: ◆ccGlDikGP2[saga]
2015/12/15(火) 22:05:46.59 ID:mKrcaVT70

  響「…… じ、自分のこと、どうにか、するつもり…… なの?」

 使者「申し上げましたでしょう。そうする必要があれば、最初からそのようにしております」

以下略



805: ◆ccGlDikGP2[saga]
2015/12/15(火) 22:06:23.24 ID:mKrcaVT70

 使者「それでは、私どもはこれで失礼致します。もうお会いすることもありませんゆえ、ご安心を」

  響「…… 気に入らないぞ、自分。やっぱり、どうしても気に入らない」

以下略



806: ◆ccGlDikGP2[saga]
2015/12/15(火) 22:07:49.11 ID:mKrcaVT70

 使者「私は役目通りお迎えに上がったまでで…… 姫君にお詫びするようなことは、特にないかと思いますが」

  響「…… たぶん、自分、あんたとは一生わかりあえないさー」

以下略



807: ◆ccGlDikGP2[saga]
2015/12/15(火) 22:09:13.37 ID:mKrcaVT70

 使者「……やはり、貴女の仰ることは、私には理解の及ばないところが多いようです」

  響「自分も、だぞ。たかねの知り合い相手にこんなこと言いたくないけど、わかりたくもないよ!」

以下略



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