過去ログ - 響「貴音!?」たかね「めんような!」
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802: ◆ccGlDikGP2[saga]
2015/12/15(火) 22:03:25.16 ID:mKrcaVT70

  響「っ……、もういいよ! それで、たかねの場合が普通とはどう違ったっていうの?」

 使者「単純なことです。姫君の側から、接触を図ってもらう必要がございまして」

以下略



803: ◆ccGlDikGP2[saga]
2015/12/15(火) 22:04:56.99 ID:mKrcaVT70

  響「……もうこの際、あんたが本当に月の人で、たかねを連れ戻しに来た、ってのは信じるしかなさそうだぞ」

 使者「それは大変に助かります」

以下略



804: ◆ccGlDikGP2[saga]
2015/12/15(火) 22:05:46.59 ID:mKrcaVT70

  響「…… じ、自分のこと、どうにか、するつもり…… なの?」

 使者「申し上げましたでしょう。そうする必要があれば、最初からそのようにしております」

以下略



805: ◆ccGlDikGP2[saga]
2015/12/15(火) 22:06:23.24 ID:mKrcaVT70

 使者「それでは、私どもはこれで失礼致します。もうお会いすることもありませんゆえ、ご安心を」

  響「…… 気に入らないぞ、自分。やっぱり、どうしても気に入らない」

以下略



806: ◆ccGlDikGP2[saga]
2015/12/15(火) 22:07:49.11 ID:mKrcaVT70

 使者「私は役目通りお迎えに上がったまでで…… 姫君にお詫びするようなことは、特にないかと思いますが」

  響「…… たぶん、自分、あんたとは一生わかりあえないさー」

以下略



807: ◆ccGlDikGP2[saga]
2015/12/15(火) 22:09:13.37 ID:mKrcaVT70

 使者「……やはり、貴女の仰ることは、私には理解の及ばないところが多いようです」

  響「自分も、だぞ。たかねの知り合い相手にこんなこと言いたくないけど、わかりたくもないよ!」

以下略



808: ◆ccGlDikGP2[saga]
2015/12/15(火) 22:10:04.35 ID:mKrcaVT70

  響「…… 待って……、やっぱり自分、いやだ、これでお別れなんて納得できるわけない!!」

たかね「…… ……ひびき」

以下略



809: ◆ccGlDikGP2[saga]
2015/12/15(火) 22:10:39.04 ID:mKrcaVT70

たかね「…… あのもののことを、わるくおもわないであげてくださいね」

  響「う、うん。まあ実際、無理言ってるの、たぶん、自分のほう、なんだし……」

以下略



810: ◆ccGlDikGP2[saga]
2015/12/15(火) 22:11:45.97 ID:mKrcaVT70

  響「それより、ねえ、たかね…… ……ホントに、もう月に、"くに"に帰っちゃっていいの?」

たかね「……」

以下略



811: ◆ccGlDikGP2[saga]
2015/12/15(火) 22:12:26.78 ID:mKrcaVT70

  響「自分の家族だっているぞ! 今日のおでかけが実は最後だったなんて、みんな絶対さびしがるって!」

たかね「でも、おわかれをいうためだけにもういちどあうのも…… きっと、さびしいです」

以下略



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