過去ログ - 苗木「看病」 -SS速報VIP

過去ログ - 苗木「看病」

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6:名無しNIPPER[sage]
2015/02/14(土) 00:08:38.44 ID:xcMFDgQgo

「苗木君に石丸君、おはよう」
「あ、おはよう不二咲君」
「おはよう！　不二咲君も毎日早起きで感心だ！」
「あはは、石丸君程じゃないよぉ」

以下略

7:名無しNIPPER[sage]
2015/02/14(土) 00:13:26.37 ID:xcMFDgQgo

――カチャッ。

「！」

以下略

8:名無しNIPPER[sage]
2015/02/14(土) 00:15:44.88 ID:xcMFDgQgo

「舞園さん、ちょっとごめんね」
「え？」

僕は先にそう断ってから、舞園さんの側まで歩み寄り――

以下略

9:名無しNIPPER[sage]
2015/02/14(土) 00:18:31.40 ID:xcMFDgQgo

「……あの、舞園さん。舞園さんさえ良かったらなんだけど……」
「……？　はい、何ですか？」

舞園さんは不思議そうに首を傾げる。僕の顔を見つめる、透き通るように綺麗な瞳。その瞳をまっすぐ見つめ返しながら、僕は思い切って『提案』した。

以下略

10:名無しNIPPER[sage]
2015/02/14(土) 23:27:27.28 ID:uwDkr3TXo
いいねいいね！
応援してる！

11:名無しNIPPER[sage]
2015/02/15(日) 13:29:25.91 ID:k+sPiKm1o

「お待たせ、舞園さん」
「お帰りなさい、苗木君っ」

お粥とスポーツドリンクを調達すると、僕は急いで舞園さんの部屋に戻ってきた。ベッドの側まで歩み寄ると、舞園さんは身体を僕の方へ横たわらせる。

以下略

12:名無しNIPPER[sage]
2015/02/15(日) 13:36:53.82 ID:k+sPiKm1o

「あ……そうだ。一応、タオルを用意しておこうと思うんだけど……どこにあるか、教えてもらってもいい？」
「タオルなら、クローゼットの中にある小さい引き出しですね。右の方の……」
「ク、クローゼット、僕が開けてもいいのかな……？」
「うふふ、それくらい大丈夫ですよ。……ただ、間違えて他の引き出しを開けちゃわないで下さいね？」

以下略

13:名無しNIPPER[sage]
2015/02/15(日) 13:44:07.01 ID:k+sPiKm1o

「な、何だか恥ずかしいですね。自分からお願いしておいて何ですけど……」
「う、うん……」

対する舞園さんも、

以下略

14:名無しNIPPER[sage]
2015/02/15(日) 14:42:43.80 ID:k+sPiKm1o

「……そう言えば、苗木君も今日は一日中、付きっ切りで看病してくれるんですか？」
「そ、そのつもりだけど……」
「そうですか……つまり今日一日は、苗木君とずっと一緒なんですね」

以下略

15:名無しNIPPER[sage]
2015/02/15(日) 15:23:48.45 ID:k+sPiKm1o

「それで、お願いって？」
「はい。その……」

舞園さんは口許に両手を添えて、どこか恥ずかしそうな様子を見せる。その直後――

以下略

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