13: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/14(土) 05:58:29.80 ID:gL9lJc7xo
さやか「ふ、フられてないわ。……ただ、あいつがあたしと仁美、どっちもとらなかっただけで」
さやか「だから、このバレンタインで少しでもあたしの方に手繰り寄せたくてね……」
まどか「そうなんだ……」
14: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/14(土) 05:58:58.18 ID:gL9lJc7xo
ほむら「わからないけど、やる前から諦めても仕方ないわ」
さやか「まぁ、まどかのために頑張りなよ」
ほむら「そういうあなたも、早いところ上条恭介を物にしなさいよ」
15: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/14(土) 05:59:24.95 ID:gL9lJc7xo
ほむら「2人とも、そろそろ授業の支度した方がいいんじゃない?」
まどか「あ、そうだね。……じゃあ、またあとでね」
ほむら「えぇ。またあとで」
16: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/14(土) 05:59:56.64 ID:gL9lJc7xo
――放課後――
ほむら(ふぅ。放課後ね……。まどかに今日は一緒に帰れないと……)
まどか「ほむらちゃん。ごめんね、今日は一緒には……」
17: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/14(土) 06:00:28.11 ID:gL9lJc7xo
さやか「まどか、本屋行くんでしょ?あたしも一緒に行っていい?」
まどか「いいけど、さやかちゃんも……?」
さやか「まぁ、一応ね。あと買ってない漫画があるから」
18: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/14(土) 06:01:00.43 ID:gL9lJc7xo
ほむら「今日はごめんなさい。突然押しかけてしまって」
マミ「いいのよ、気にしないで。……と、言いたいけどあいにくクッキーくらいしか……」
ほむら「別にお菓子を食べに来たわけじゃないんだから、お構いなく」
19: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/14(土) 06:01:31.38 ID:gL9lJc7xo
ほむら「もうすぐバレンタインでしょう?だから、まどかにチョコを贈ろうと思ってレシピを買ったのだけど」
ほむら「どれもこれも手が込んでいて、私1人ではちょっと……」
マミ「それで、私に相談を?」
20: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/14(土) 06:02:00.99 ID:gL9lJc7xo
マミ「……これ、結構いい値段しなかった?」
ほむら「えっと…ごめんなさい、わからないわ。レシピなんて初めて買ったから、こんなものだと……」
マミ「あなたが買ったこのレシピ、上級者向けのものなの。正直、私も作ったことのないものも多くて」
21: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/14(土) 06:02:28.06 ID:gL9lJc7xo
マミ「……ひとつ考えがあるのだけど、いい?」
ほむら「勿論。何かしら?」
マミ「その…暁美さんが今相談しているのって、鹿目さんに贈るチョコのことだったはずよね?」
22: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/14(土) 06:03:02.38 ID:gL9lJc7xo
マミ「それにね、ほら、チョコを贈るのって好きな人に想いを伝える為って感じじゃない」
マミ「でも、あなたたちは恋人同士。だから、無理にチョコでなくてもいいんじゃないかしら」
ほむら「でも、まどかにはもうチョコを贈ると言ってしまったし……」
23: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2015/02/14(土) 06:03:40.37 ID:gL9lJc7xo
――翌日 放課後――
まどか「ほむらちゃん、帰ろー」
ほむら「ごめんなさい。少し用事があって一緒には……」
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