過去ログ - 【デビルサバイバー2BR】峰津院都、初めてのバレンタイン
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40:名無しNIPPER
2015/02/16(月) 00:19:39.75 ID:79wH1bn7o

「うっ……ん……すぅ……すぅ……。」

目の前には、静かな寝息を立てるミヤコの顔がある。
彼女の手足は、俺の身体に絡みつき、これでもかと柔らかな肢体を押し付けてくる。
抜け出したいが、彼女の無垢な寝顔を見てしまうと、それを壊すのがとても悪い事の様な気がして躊躇し続けてきた。

それに正直、抜け出したいとは言ったが、そこは悲しい男の性もあり、役得ともいえるこの状況に喜び、興奮している自分がいるのも事実。
ぶっちゃけ寝れない、こんな状況で寝れるわけがない。
少なからず気になっている女の子の寝顔を直視し、しかも布団の中と言う狭い空間で密着しているのだ。
それで普通に寝れる男がいたら、それは既に男ではないだろう。

と、ここまで頑張ったが、俺も流石に限界のようだ。
ミヤコの拘束が緩んだら脱出するつもりだったが、そんな気配は微塵も無かった……。

意識が遠のいてくのが分かる。
「あー、これミヤコが先に起きたらヤバいよなぁ」
そんな考えが脳裏をよぎったが、俺の意識はあえなく現世とおさらばすることになるのだった。



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