過去ログ - Troublesome Elichika【ラブライブ!ss】
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38:名無しNIPPER[saga]
2015/02/15(日) 22:56:15.29 ID:qX0qD53z0
「というわけです」

「ふふ、ことりちゃんも変わらんね」

「というわけですじゃないわよ」
以下略



39:名無しNIPPER[saga]
2015/02/15(日) 23:00:41.89 ID:qX0qD53z0
「絵里はどうして私とことりが出かけていたことが分かったんですか?一応絵里のいない時間を狙ったのですが……」

「あぁ、講義が休講になったのよ」

「そういうことですか……さすがにそれは予想できませんでした」
以下略



40:名無しNIPPER[sage]
2015/02/15(日) 23:00:45.14 ID:hssulKSQO
いいうみえり


41:名無しNIPPER[saga]
2015/02/15(日) 23:02:27.95 ID:qX0qD53z0
「っと、もうこんな時間ですか……絵里、そろそろ」

「何言ってんのよ」

席を立とうとした海未を、にこが制した。
以下略



42:名無しNIPPER[saga]
2015/02/15(日) 23:09:59.91 ID:qX0qD53z0
「さ、今日は飲むわよ〜」

「お泊りの準備もできとるで〜」

「わ、私は明日も学校が……!」
以下略



43:名無しNIPPER[saga]
2015/02/15(日) 23:11:30.27 ID:qX0qD53z0
「えりち、無理はあかんよ?」

「ええ、大丈夫よ」

「お酒片手に語り尽くすわよ!!」
以下略



44:名無しNIPPER[saga]
2015/02/15(日) 23:12:25.29 ID:qX0qD53z0
「えりちは相変わらずお酒弱いなぁ」

「口だけは達者なのにすぐ潰れるわよね」

「そんらことないわよ〜」
以下略



45:名無しNIPPER[saga]
2015/02/15(日) 23:13:44.71 ID:qX0qD53z0
「絵里は酔っ払うといつもこうなってしまうので、私のいないところで飲ませるのは少し心配です……」

「ふふ、うみ大好き〜」

「どっかの誰かさんみたいに悪酔いされるよりはマシよ」
以下略



46:名無しNIPPER[saga]
2015/02/15(日) 23:15:04.26 ID:qX0qD53z0
「……それにしても、こいつも海未と付き合い始めてから変わったわよね」

「そうですか?」

「酔っ払ってるっていうのを抜きにしても、そんな風に誰かに甘えるなんて前の絵里だったら考えられなかったじゃない。無理に背伸びしようとしなくなったって感じね」
以下略



47:名無しNIPPER[saga]
2015/02/15(日) 23:16:13.94 ID:qX0qD53z0
「にこっち、浮気は許さへんよ?」

「にこ、絵里に手を出したら……分かっていますね?」

「ダメじゃない、にこ」
以下略



48:名無しNIPPER[saga]
2015/02/15(日) 23:17:33.19 ID:qX0qD53z0
「……あの」

「「?」」

「二人がいなければ、私と絵里はどうなっていたか分かりませんでした。……なので改めてお礼を言わせてください。ありがとうございました」
以下略



49:名無しNIPPER[saga]
2015/02/15(日) 23:18:51.04 ID:qX0qD53z0
「あんたもよくもまぁそんな……めんどくさいのと付き合ってられるわよね」

「……そんなところも好きですから」

「ふーん……惚れた弱みってやつ?」
以下略



50:名無しNIPPER[saga]
2015/02/15(日) 23:20:16.64 ID:qX0qD53z0
「無理をしてまで頑張る人は、それだけ無理をしてしまう人のことが分かるのよ」

「せやから、本当に倒れてしまう前に止めることができるんやね」

「あー……なんとなく分かった気がするわ」
以下略



51:名無しNIPPER[saga]
2015/02/15(日) 23:21:43.45 ID:qX0qD53z0

「……」

ふと目が覚めて、身体は寝かせたまま頭だけ動かして辺りを見回す。
何だかぼーっとする。というかどこよ、ここ。……あ、希の部屋だわ。確かみんなでお酒を飲み始めて……その先の記憶がない。
以下略



52:名無しNIPPER[saga]
2015/02/15(日) 23:22:35.99 ID:qX0qD53z0
「おはようございます、絵里。調子はどうですか?」

「少し頭が痛いけど、大丈夫よ」

「そうですか。お水を貰ってきたのでどうぞ」
以下略



53:名無しNIPPER[saga]
2015/02/15(日) 23:23:32.26 ID:qX0qD53z0
え?寝てる?今って朝じゃないの?部屋の時計をちらりと見ると、時計の短針が3を指していた。
3時。丑三つ時。普段の海未なら間違いなく熟睡している時間。
つまり海未は、私の様子を見るためだけにこんな時間まで起きていたということになるわね。

「ご、ごめんなさい!」
以下略



54:名無しNIPPER[saga]
2015/02/15(日) 23:24:40.87 ID:qX0qD53z0
「私はまだ眠いし、寝ましょう」

「はい、分かりました」

幸いまだ眠気が完全に取れたわけではないし、何より海未を寝かせてあげたい。
以下略



55:名無しNIPPER[saga]
2015/02/15(日) 23:26:11.33 ID:qX0qD53z0
ベッドに入ると、海未が私の胸元に顔を埋めて背中に腕を回してきたので、頭を優しく撫でた。
海未は眠いときはいつも甘えたがりなんだけど、今日は特にそうみたい。可愛すぎて困っちゃうわね。

「おやすみなさい、絵里……」

以下略



56:名無しNIPPER[saga]
2015/02/15(日) 23:29:49.52 ID:qX0qD53z0
「ねぇ、海未」

「はい……?」

いつも受け答えがはっきりとしている海未にしては珍しく不鮮明な返事から、余程眠いのだということがよく分かる。
以下略



57:名無しNIPPER
2015/02/15(日) 23:31:18.97 ID:qX0qD53z0
以上で終了となります。
面倒くさい絢瀬さんを書きたかったのですが難しかったです。
読んでくださった方、ありがとうございました。


58:名無しNIPPER[sage]
2015/02/15(日) 23:40:53.71 ID:P6W+ddB5O
おつん


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