3:1[saga]
2015/02/19(木) 21:07:28.29 ID:UwkwvwXsO
あかり「そっか…折角仲良くなれたのに……」
そう言ってあかりちゃんは少し俯いてしまった。
みやび「そんな顔しないでくれ。今生の別れというわけでもないし、向こうに行っても今の私ならメールを打つことも出来るさ」
4:1[saga]
2015/02/19(木) 21:10:24.26 ID:yehtZzY/0
あかり「そうだ!今日みんなでお昼食べようって話してるんだけどみやびちゃんもどう?」
みやび「うん 一緒に食べよう」
あかり「やったぁ!やっぱりご飯はみんなで食べた方がおいしいもんね」
5:1[saga]
2015/02/19(木) 21:16:12.11 ID:UwkwvwXsO
それでもこの気持ちは許されない、封印しなければならないモノ。
女の子同士の恋愛、私はともかくあかりちゃんはそんな気持ちを持つわけ無いだろうし、あかりちゃんが女の子を好きだとしてこの美少女が揃った学園でまだ出会って日の浅い私を好きになる道理も無いだろう。
なにより、あかりちゃんを必要としている人はたくさん居る。あかりちゃんの友達、スミレちゃん、ひなきちゃん、じゅりちゃん、そしてあかりちゃんを応援するファンの人たち。そんな人たちからあかりちゃんの笑顔を奪うことが出来ようか?いや出来ないだろう。
6:1[saga]
2015/02/19(木) 21:17:35.30 ID:yehtZzY/0
お昼の時間
あかり「みんな遅れてごめん!」
7:1[saga]
2015/02/19(木) 21:27:44.31 ID:UwkwvwXsO
私がスターライトで過ごす最後の夜。私のお別れ会を開いてくれたみんなには感謝の言葉しかない。ここで生まれた思い出は私のアイドル道、そして人生においても財産となるだろう。
最後の夜に何をするかは既に決めていた。薙刀の稽古、はもちろんだが。 最後にあかりちゃんへの手紙を書こうと思う。私の気持ちを整理するための手紙を。
手紙の内容は全く決めておらず、今思ったことをそのまま書いたのだが筆は止まることは無く、スターライトでの思い出とあかりちゃんへの気持ちが次々と現れ、手紙へと込められていく。
8:1[saga]
2015/02/19(木) 21:29:11.48 ID:yehtZzY/0
時計は一直線、6時を表していた。徹夜、睡眠不足は肌の大敵なのにな…何をやっているんだか、私は
反省もそこそこに私は手紙を渡すためあかりちゃんの部屋をノックした。
スミレ「はい、どうぞ」
9:1[saga]
2015/02/19(木) 21:33:50.91 ID:UwkwvwXsO
スミレ「私には無いのかしら?」
みやび「すまない」
スミレ「ふふっ、でしょうね。あかりちゃんに直接渡さなくていいの?」
10:1[saga]
2015/02/19(木) 21:34:48.51 ID:yehtZzY/0
あかり「ただいま!」
スミレ「おかえり、あかりちゃん」
あかり「やっぱり朝に走ると違うね!今日も一日元気に過ごせそう!
11:名無しNIPPER[sage]
2015/02/19(木) 21:36:03.69 ID:8c8gnxvMo
期待しかない
12:1[saga]
2015/02/19(木) 21:42:32.07 ID:UwkwvwXsO
スミレ「どう、読み終わった?」
あかり「………うん」
スミレ「どう思った?」
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