13:>>12 ×立ち ○経ち[saga]
2015/02/20(金) 02:42:17.31 ID:YN4vLNeW0
ドクン。
体温が上がるのが分かる。
胸が高鳴るのが抑えられない。
最愛の姉。その人が、そこにいる。
東京の何処に行ったのか分からなかった、彼女が。
手に届くことが許されなくなった彼女が。
そこで、笑顔を振舞っている。
「優勝おめでとうございます!」
「ありがとうございます」
「宮永選手は個人戦も出場との事で、そちらの方にも期待がかかっておりますが、これに関して一言!」
「はい。一生懸命頑張ります。宜しくお願い致します」
私以外に、その笑顔を。
何とも言い難い感情が、捨て去ったはずの感情が湧いてくるのを感じた。
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