過去ログ - 輝子「プロローグ」
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6:名無しNIPPER[saga]
2015/02/22(日) 23:27:54.72 ID:Kw3uxajN0

「先程、丁度いらっしゃったんですよ」

「そうですか、あー……それなら……」

「はい、お疲れ様でした、あとは任しといてください、最近はお仕事ばかりだったんですから……たまには彼女と羽を伸ばさないと、ですよね」


……彼女じゃない。

この人にはそう見えるのだろうか。いや、他の人達に私達はどう見えるんだ?
まぁ、人からどう見られてるなんかは問題ないが。私達が、私達をお互い親友だと認め合ってたら別に。


「ありがとうございます、じゃあ……ちょっと彼女をエスコートしてきますよ、たまには構ってやらないといじけますしね」


……だ、だから、彼女じゃない。

親友までそんな冗談を言うのか。
抗議するように彼を睨みつけたけど、彼はそれを無視して頭を撫でてきた。

誤魔化されたみたいで不満があるが、目が合わなかったことに少しだけほっとする。


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