過去ログ - 少女「また靴下を履かせてあげるわ」
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2: ◆nlCx7YJs2Q[saga]
2015/02/23(月) 00:41:57.33 ID:iXAYFeWho
少女「貴方はアレを望んでいるの?」
少女の声。その声の主は目の前にいる。
白い肌の少女。
深い青の瞳の少女。
見たことの無い少女。
いつの間に布団に潜り込んで来たのだろう。
あたかも最初からそこからいたように、まるで母親がそうするように添い寝する格好で少女は声をかけてきたのだ。
至近距離から、彼女は貴方の眼をまっすぐ見つめていた。
何に気付かれてしまうか、それは今まで貴方が見ていた母子達に、ということだと、貴方は理解した。
そう、あれは見てはいけないもの。自分がそれを見てしまうということは、彼らの自尊心を著しく傷つけてしまうだろう。
貴方はそれを『恥ずかしい』という感覚で理解していた。
あの二人に『恥ずかしい』思いをさせてはいけない。そうしてはいけないのだ。
見る。
母はこちらに眼もくれず、少年に靴下を履かせている。
幸い母子達には気付かれずに済んだようだった。
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