過去ログ - 【艦これ】提督たち「ユウジョウカッコカリ?」【物語風プレゼンPart1.5】
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◆G4SP/HSOik
[saga sage]
2015/03/06(金) 09:26:19.78 ID:vISKenEh0
――――――【城主】の居城:マンション城の外
石田”「しかし、本当にこうも簡単に移築できるものなのだな、このマンション」
金木「俺も【関ヶ原】やら【稲生】やら、いろんな時代へ飛ばされて、その度に無一文から始まるんじゃないかと思ってはいたんだけど、」
金木「この本城はどうやら神々の眷属である【神娘】の力でそっくりそのまま持ってくることができるらしい……」
石田”「…………時代を越えて本城を持ってくることができるのなら、元の時代に帰ることもできるのではないか?」
金木「俺も【関ヶ原】で出会った人たちとの別れをすませてないし――――――、というか一度たりとも行く先々で真っ当なお別れをしたことがなくって、」
金木「いつもいつも【兜】との決戦が一段落して一息ついた直後なもんだから、何度もさっきまでいた場所に戻すように強く求めたことがあるんだ」
金木「けど、これがね? 【神娘】って神々の眷属とは言っても――――――、」
金木「その実態は俺みたいな俗物にでも畏まることなく気軽に触れることができる末端に限りなく近い存在らしいのよ、これまでの経験から言って」
金木「どうも、【神娘】にも格のようなものがあって、俺のような【城娘】を扱える【城主】を手助けをしながら鍛え上げるのが目的らしくてさ?」
石田”「つまり――――――?」
金木「結論を言えば、千狐ややくもは【神娘】の中でもかなり格が低い存在のようだから格の高い【神娘】に意見具申すらできないようで」
金木「だから、腐っても神々の眷属だから時渡りは不可能ではないようだけど、それをこちら側から要請するのは一切できないっぽい」
石田”「つまり、【城主】としての運命を受け容れて【兜型生命体】との戦いに生涯を捧げていくことをお前は義務付けられているわけなのか?」
金木「たぶん そうじゃないかって話…………」
金木「石田少将を元の世界に送り返すための方法を千狐ややくもにきつく言いつけて探らせてみたところ、そんなような話が出てきて」
石田”「………………」
金木「俺はまあ、石田少将が来る前にすでに【乱世】で生き抜く決意が定着してきて、故郷のことも忘れられるようになってはいたんだ」
金木「けど それでも、どうして延々とタイムスリップさせられ続けて【兜】たちと戦い続けなくちゃいけないのかはわからないままで、」
金木「俺としても悶々とさせられ続けていたんだよ」
コタエ
金木「けど、ようやくその理由が――――――【城主】としての使命ってな感じのものがわかってきたような気がする」
石田”「…………そうか(――――――まだまだ未熟ではあるが、俺から言わせれば いい面構えになってきたな)」
金木「でも、それならなんで石田少将は【この時代】に――――――いや、【俺のところ】に来たの?」
石田”「さあな。これも皇国の神々の何らかの思し召しというのなら辻褄が合うのではないか?」
金木「…………最初の【関ヶ原】で出会った金本提督のおかげで俺は【乱世】を生き抜く決心ができた。そしたら、いなくなっていた」
金木「なら、俺が石田少将から大切な何かを得ることができれば、石田少将も元の世界に帰ることができるのかな?」
石田”「…………さあな」
金木「でも、石田少将のおかげでようやくこの寛永時代でなすべきことが見つかったんだ」
金木「【島原・天草一揆】を絶対に止めてやる! これまでだって【稲生】で兄弟喧嘩の仲裁とかやってきたんだから!」グッ
石田”「――――――『【稲生】で兄弟喧嘩を仲裁】』」
石田”「(『【稲生】の兄弟喧嘩』について、志摩守 曰く『大殿だった織田信長が弟:織田信行を破って尾張統一を果たした戦い』だと答えた)」
石田”「(すると、――――――どういうことなのだ、これは?)」
石田”「(もし【稲生の戦い】で仲裁ができたというのであれば、織田信長の尾張統一はままならなかったはずだ)」
石田”「(そうなれば、歴史は大きく変わった可能性だってある)」
石田”「(――――――桶狭間の戦いにも大きな影響を残すはずなのだから)」
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