過去ログ - さやか「人と深くつなぐことができないさびしさ」
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26
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/03/05(木) 10:27:37.11 ID:OEMfVIsEO
一応ここまで
今日はまた書くかもしれない
27
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/03/05(木) 12:01:56.01 ID:4As8DqOmo
乙
28
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/03/05(木) 23:42:05.13 ID:MJHDOacq0
主人公目線みたいな書き方しかわからんからだけど
こういう書き方だとさやかが天才みたいに思えるとおもいましたまる
つづき
29
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/03/05(木) 23:43:10.70 ID:MJHDOacq0
「まだはいってはダメよ、ここで待ってて」
不意にお預けをくらってしまい、自分の様子を思い出した
そうだ、私は転んでしまって泥だらけなのだ
彼女は小さな緑色のホーローバケツに入ったシャベルやハサミをガチャガチャ言わせながらカウンターの中へ入っていく
30
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/03/05(木) 23:43:59.40 ID:MJHDOacq0
カウンターの中で動いている様子がここらからもよく見える
ゆらゆらゆれる彼女の長い髪をじっと見つめているといつのまにかそれは目の前で静止した
「はい、これを」
彼女がカゴごと差し出したタオルはどれも色の薄いものばかりで、どれも使いづらかったのだが、彼女が黙ってずっと待っている姿が非難のように思えてしまい、1番汚れても目立つのは マ シ であろう薄茶色のタオルを取り出した
以下略
31
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/03/05(木) 23:44:34.00 ID:MJHDOacq0
幸い、服に付いた泥は軽く乾いていて、タオルで軽く払うだけでだいたいの汚れは取れたし、タオルを特別汚すこともなかった…はずだと思う
彼女はカゴのなかからひょいと2枚のタオルを無造作に取ると私が持っていた薄茶色のタオルの上に重ね後ろを向いた
「今お茶を出すから、テーブル席じゃなくて奥の部屋に入ってちょうだい」
32
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/03/05(木) 23:45:04.41 ID:MJHDOacq0
彼女は有無を言わせない
しかし、おどしとはちがう
それにたぶん、強制ではない
彼女は私の遠慮を汲み取ってくれた
無愛想で素っ気ない態度にも見える沈黙という姿勢、あったばかりではあるがこれも彼女の優しさに思えた
以下略
33
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/03/05(木) 23:50:52.14 ID:MJHDOacq0
床よりも少し高い段差がある小さな一角…たしか、小上がりというんじゃなかっただろうか
2階に登る階段の真下と壁は本棚になっていて、その空間のちょうど真ん中にはえんどう豆のようなちょっと変わった形のテーブルがある
立って見たときは階段があるせいで窮屈そうに見えたが、座ってみるとむしろ階段のおかげで天井がなく吹き抜けのようになっていて開放的だ
34
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/03/05(木) 23:51:52.62 ID:MJHDOacq0
「ちゃんと靴を脱いであがるのよ」
彼女は持って来たトレーを1度テーブルの近くに置くと私に向き合ってそう言った
私はヒールを脱ぐのをためらった
正直にいえば、朝からずっとこのヒールは脱ぎたかった
以下略
35
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/03/05(木) 23:52:44.66 ID:MJHDOacq0
不意に思わずハサミを貸してくれと言ってしまったのも、この痛みを取り除くことを考えていたからだ
足の爪を切るのに園芸用のハサミを貸してくれと言ってしまうとは未遂とはいえ情けない
走っていた時は一時的にこの痛みを忘れられた
以下略
36
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/03/05(木) 23:54:04.82 ID:MJHDOacq0
ここまでで
また今度
37
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/03/06(金) 13:25:01.64 ID:xXbYOsSto
乙
38
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/03/23(月) 18:29:48.36 ID:qOdkxMScO
おいつづきは
39
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/04/03(金) 14:42:19.71 ID:0gvegyhP0
時間あいてしまった
つづき
40
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/04/03(金) 14:43:17.80 ID:0gvegyhP0
「裸足になるということは自由になるということだと、私は思うの」
こあがりに腰を落とした彼女は革靴の紐を解きながら言う
以下略
41
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/04/03(金) 14:43:45.22 ID:0gvegyhP0
「私はあなたに…このお店に来る人には皆、この場所で自由であって欲しいのよ」
さやか「自由…」
彼女は立ち上がり私の目をじっ、とみつめる
以下略
42
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/04/03(金) 14:44:21.99 ID:0gvegyhP0
不思議な雰囲気の人だ
初対面なのに、どうしてだろう。ずっと前から知っていた、そんな風に感じた
彼女が入れてくれたお茶を飲むと、
以下略
43
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/04/03(金) 14:45:00.41 ID:0gvegyhP0
「このハーブティ、庭のバラを使っているの」
「薔薇!?もしかしてさっきの!?薔薇って食べれるのか…」
以下略
44
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/04/03(金) 14:46:38.69 ID:0gvegyhP0
期間あいたのに
短いし駆け足になってしまったきがする
また書く
45
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/04/04(土) 13:05:38.38 ID:t+7yiwWYO
更新乙
亀の歩みだなぁ……
46
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/05/03(日) 11:53:34.91 ID:6T84+Vj8o
保守…
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