118:名無しNIPPER[saga]
2015/02/27(金) 23:02:18.67 ID:GhM3D/6x0
冬馬「伝えることは伝えた。俺達も、もう番組だ」
北斗「! 本当だ。もう開始まで時間ないぞ」サッ
翔太「さっさと行かなきゃね!」クル
119:名無しNIPPER[saga]
2015/02/27(金) 23:02:47.21 ID:GhM3D/6x0
翔太「にしても良く気づいたよね。あの便箋、宛名なんてなかったじゃん」
翔太「どうして765のお姉さん宛てだってわかったの?」
冬馬「はあ? そんな事簡単だろうが」
120:名無しNIPPER[saga]
2015/02/27(金) 23:03:12.89 ID:GhM3D/6x0
北斗「はは、直球で冬馬らしい☆」
北斗「それに愛の運び人なんて素敵じゃないか」
冬馬「うっせー。おっさんが凹んでる姿なんか見たくねえだろ。気持ち悪くて」
121:名無しNIPPER[saga]
2015/02/27(金) 23:03:38.66 ID:GhM3D/6x0
冬馬「はぁ。わっかんねえな、あのおっさんも」
翔太「まあ、これでお膳立てが整ったわけだし」
北斗「ああ。後は、あの人だけの問題さ」
122:名無しNIPPER[saga]
2015/02/27(金) 23:04:07.89 ID:GhM3D/6x0
@通り。くもり空。凍てつくような冷気。
走る黒スーツを、行き交う人々は怪訝そうに見送る。
なぜ、私は走っている?
123:名無しNIPPER[saga]
2015/02/27(金) 23:04:37.36 ID:GhM3D/6x0
我那覇響は、もうテレビスタジオを出ていた。
あの手紙を見られたくない。
他の誰かが見る分には構わない。
しかし、我那覇響に見られることだけは。
124:名無しNIPPER[saga]
2015/02/27(金) 23:05:03.50 ID:GhM3D/6x0
あの手紙には、私のアイドルに対する信条が書かれている。
我那覇響に見られてもみろ。
奴は笑うだろう。
765プロも。
125:名無しNIPPER[saga]
2015/02/27(金) 23:05:35.72 ID:GhM3D/6x0
「おっさんが気になってんのは、我那覇が765でどんな風に過ごしたか、なんだろう?」
126:名無しNIPPER[saga]
2015/02/27(金) 23:06:06.42 ID:GhM3D/6x0
765プロに、そして高木にかこつけるのはやめろ。
黒井「はぁはぁ」テクテク
私は確認したい。自分のしてきた事の正しさを。
127:名無しNIPPER[saga]
2015/02/27(金) 23:06:38.28 ID:GhM3D/6x0
@大通り、陸橋。喧しくクラクションが鳴る道路の上。
さぁさぁと、足元から車が走る音が聞こえる。
溜まらず、手を膝につく。肩で息を繰り返す私に、
「だっだいじょうぶか!?」
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