過去ログ - 【W】翔太郎「車のライダーだと?」フィリップ「ゾクゾクするねぇ」【ドライブ】
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76: ◆r0ftaGgSPOUQ[sage saga]
2015/04/01(水) 23:07:46.97 ID:Y7/VXOst0
ベルトさん「君は、まさかクラーク博士!?」

クラーク「ふん、久しぶりですねスタインベルト」

ベルトさん「なっ、何故この姿を見て私だと分かる!? それにその姿、あまりにも若すぎる……」

言われて手元の写真と見比べると、なるほど確かに見た目が若返っている。

フィリップ「君は、まさか自らの体を」

クラーク「ええ、機械にしましたよ。それが何か?」

進ノ介「何て事を……」

さも当然かのように言ってのけるクラーク博士に、進ノ介が動揺を顕にする。

クラーク「あなた達のデータはすべていただきましたよ、753号と、こいつからね」

クラーク博士が指を鳴らすと背後から見覚えのある人物が現れた。

フィリップ「!! あなたは……」

荘吉「くっ」

現れた鳴海荘吉……の姿をした763号は苦し気に顔を歪めて何かに抗うかのように必死にもがこうとしている。

クラーク「全く、道具が主人に楯突くとは……まぁ創造主たる私に抗えるわけもないのですがね」

荘吉「に、逃げろフィリップ」

クラーク「まだ完全にはコントロールできませんか、下がりなさい」

クラーク博士が手元の時計をいじると、763号の姿はデータのように粒子化し吸収されていく。

クラーク「秘密を知ってもらったからには、死んでもらいますよ」

進ノ介「くるか……!」

右手に緑色のシフトカーを構える進ノ介にフッと笑むと、クラーク博士は再び指を鳴らした。すると、再び腕時計の中から2つの人影が出現する。

フィリップ「なっ!?」

珍しく動揺の声をあげてしまったことに自分で驚きつつ、僕はつい1歩踏み出してしまった。

そこにいたのは。

フィリップ「母さん、それに、若菜……姉さん」

地球の記憶の彼方へと消えた2人の家族の姿だった。


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