42:名無しNIPPER[saga]
2015/03/08(日) 10:52:36.48 ID:j6K9ZfLpO
街へたどり着くと、既に情報を得たという大軍が出立していた。
私よりはやく誰があの情報を伝えたのか? しかもこんな大軍を集められるほど前に?
嫌な疑念にかられるが、それより早く戻らなければ。
戻って、皆に援軍の存在をつたえなければいけない。
馬頭を返して戦場に戻ると、既に戦いは終わっていた。
残っていたのは、夥しいオークの死骸と、仲間の遺品、そして一部があちこちに。
驚くべきことに、団長の、私達の騎士団はあの大群相手にほとんど相打ちに持ち込んだらしい。
やつらが食べのこして帰るなんて、よほどのことがない限りありえない。
残党はおそらく数体だろう。まったく、驚くべきことだ。すごい戦果だ。
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