過去ログ - 【ダンガンロンパ】左右田「青春に色をつける」2【安価】
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179: ◆nn2xPKyinc[sage]
2015/03/16(月) 00:53:21.59 ID:plJI0P/L0
・・未成熟な心に恋は芽生えるか・・


終里 「弐大のおっさん! 最近手加減してんだろ!!」

弐大 「手加減じゃとぉ? そんなもん最初からしとるわ!」

終里 「いや! もっと手加減してんだろ!! 最近温すぎてつまんねぇよ!!」

弐大 (確かに、それはワシも感じておる。やはり誤魔化しきれんか…しかし……)

終里 「オレをワクワクさせてくれよ! ほら! もう一戦だ!」

弐大 (こうして真っ直ぐに向かってくる終里に、愛おしさを感じてから、大きな傷をつけてしまうことがあってはと、躊躇ってしまう)

弐大 「今日はもう無理じゃ」

終里 「はぁ?! なんでだよ!!」

終里 「バトり足んねぇよ! マジでどうしたんだよ! 前はオレが満足するまでバトってくれたじゃねーか!!」

終里 「なんでいきなり冷たくすんだよ!! オレのこと、嫌いになっちまったのか?!」

弐大 「違うッ!!」

終里 「だったらなんでだよ!! オレに問題あんならはっきり言えよ!」

弐大 「……問題があるのはワシじゃ……」

終里 「え? ど、どっか悪いのか?! だったらごめん…ムリさせちまったな…」

弐大 「そうではない…そうではないんじゃが……」

弐大 (今、ワシの気持ちを伝えたところで、恋愛的な好意を理解できずに終里は戸惑うじゃろう)

弐大 (理解できないことが終里を我武者羅にさせ、ワシに対してムチャな闘い方を仕掛けるに違いない。それは避けねばならん)

弐大 (終里のヤツが、もっと他人の気持ちに触れ、理解できるまでは、明かせんわ)

終里 「本当に調子悪そうだな…わ、悪かったよ…今日はもう諦めっから……」しゅん

弐大 「すまんな……」

終里 「明日は元気になってるよな?」

弐大 「……応ッ!! 明日はお前さんが満足するまで付き合うちゃる!!」

終里 「本当か?! 絶対だぞ!! 約束だぞ!!」

終里 「嘘ついたら飯おごってもらうからな!!!」

弐大 「解った解った!」

終里 「んじゃ、明日な!!」

弐大 「あんなに落ち込まれると、心が痛むわい……難しい相手に惚れてしもうたな」


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