8:名無しNIPPER
2015/03/08(日) 18:28:35.53 ID:uOG/oP9Z0
提督「……君が、艦むすかい?」
電「は、はい! 暁型駆逐艦第四番艦電(イナヅマ)です! 司令官さん、今日からお世話になります。」
彼女は脇をしめて手を額に当て、その後、最敬礼する。
9:名無しNIPPER
2015/03/08(日) 18:29:12.60 ID:uOG/oP9Z0
提督「……建造と任務娘さんに関しては聞いていた」
電「! 申し訳ありません!」
電は深々と頭を下げる。私は彼女の頭に手を置き、話しかける。
10:名無しNIPPER
2015/03/08(日) 18:29:40.21 ID:uOG/oP9Z0
電「いや! ……司令官さんが頭を撫でてくれたの、嬉しいです。ありがとうございます」
電は満面の笑みで、私を見上げてきた。
私はどきりとした。
11:名無しNIPPER
2015/03/08(日) 18:30:07.09 ID:uOG/oP9Z0
提督「……君は、どこに行くんだ?」
電「え、えと、提督室ですが……」
提督「……なぜ?」
12:名無しNIPPER
2015/03/08(日) 18:30:41.05 ID:uOG/oP9Z0
私は提督室に入る。あるのはパソコン二台のみ。人の気配もない
とりあえず机に座ると、パソコンの画面に、女性が映っている。急のことに、驚く。
任務娘「初めまして、提督。提督の任務をサポートさせていただきます。よろしくお願いします」
13:名無しNIPPER
2015/03/08(日) 18:31:13.01 ID:uOG/oP9Z0
***
提督「じゃあ、まずは建造をしようか。」
電「なのです!」
14:名無しNIPPER
2015/03/08(日) 18:31:51.55 ID:uOG/oP9Z0
私はとりあえず、最小のオール30での建造依頼を出す。
建造まで、20分。
この時間は、本部にて艤装を作るのにかかる時間らしく、艦むすが来るのは、その数時間後らしい。
ふと横を見ると、電が嬉しそうな顔をしている。
15:名無しNIPPER
2015/03/08(日) 18:32:24.47 ID:uOG/oP9Z0
***
任務さんを頼りに、報告書を書いたり、鎮守府を見学したりしていると、新しい艦むすが、『2人』やってきた。
吹雪「特型I型駆逐艦一番艦の吹雪と申します。今後っ……」
16:名無しNIPPER
2015/03/08(日) 18:32:53.72 ID:uOG/oP9Z0
綾波「あっ、えーと、特型II型駆逐艦1番艦の綾波ともうします。よろしくお願いします」
二人とも外見は、電よりも背が高く、もう少し年を取った感じで、真面目そうな娘だ。
提督「私が提督だ。電、この二人に鎮守府を案内しなさい」
17:名無しNIPPER
2015/03/08(日) 18:33:40.32 ID:uOG/oP9Z0
ああいう娘たちも、深海凄艦と戦うことになるのか……そう思うと、なんだかやるせない気持ちになる。
しかし、やって来た艦むすが皆、真面目そうで良かった。まあ、問題児みたいなのはいないとは思うのだが。
ただ、一つ気になる事がある。
あの娘たちは、ここに来る前は何をしていたのだろうか……
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