過去ログ - 千早「彼は今も戦い続けている。 どこかで、運命と…」
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1:名無しNIPPER
2015/03/08(日) 19:44:36.01 ID:3epy4op1O
?「優! 早くっ! 走って!!」

優「ま、待って、おねぇちゃんっ」

二人の、まだ10歳にもなっていないであろう子供が息も絶え絶えに走っていた。

優と呼ばれた子はまだ5歳、姉であろう女の子は優よりは幾分背が高いものの、まだ、7歳程であろう。

?「早くっ、早く逃げないと『あいつら』がっ」

優「うわっ!」

優が足元の瓦礫に躓き転ぶ。 無理もないだろう。倒壊した建物の瓦礫や街路樹さえも倒れて、まるで戦場跡のような道を全力で走って転ばないなど、大人でも難しいだろう。

だが、それはーー

?「ゆっーー優ぅっ!!」

「「「「「「ギシャァァァァアアアアアアアアッッ」」」」」」

優「え?」

『あいつら』の餌食になるには、充分過ぎるほどの失敗だった。

優「おね、、おねぇちゃっ、ん。 たす、けて」

?「優! 優ぅぅうううう!!」


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2:名無しNIPPER
2015/03/08(日) 19:56:07.11 ID:3epy4op1O
ーーーたすけてっ、ちはやおねぇちゃん

千早「いやぁぁああアアアアアッ」

悲鳴を上げ飛び起きる。 外はまだ暗いらしく部屋の中はまだ薄暗い闇に包まれている。
以下略



3:名無しNIPPER[saga]
2015/03/08(日) 20:09:56.44 ID:3epy4op1O
シャワーを浴び終えた後、ジャージに着替えた千早は、インスタントのココアを入れて一息ついていた。

時間はまだ午前3時。 もう一度眠りについても支障のない時間だろう。
だが、もう眠る気のない千早にはこれから何をするか困ってしまう時間帯だった。

以下略



4:名無しNIPPER[saga]
2015/03/08(日) 20:30:23.20 ID:3epy4op1O
あれから思案した挙句、千早は外を散歩する事にした。
どうせ家の中にいても何も出来ないのなら、外で散歩して気を紛らわした方が良いという考えだった。

千早「ん…夜風が気持ちいいわ」

以下略



5:名無しNIPPER[saga]
2015/03/08(日) 23:37:00.95 ID:3epy4op1O
千早「もしものことがあったら、洒落にならないしね」

またあの夢を見た時にだけ、する事にしよう。 気を紛らわすのには中々良い方法だと分かった。

千早「この辺も…すっかり元通りね」
以下略



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