過去ログ - 千早「彼は今も戦い続けている。 どこかで、運命と…」
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46: ◆TdY.HhcMMkF2
2015/03/29(日) 23:48:42.57 ID:YdRPDB6eO
カランコローン

店内はクラシックな感じで静かで中々良い雰囲気だ。 今度春香と一緒に来ても良いかもしれない。

「いらっしゃいませー! って…キャー! 本当に如月千早がキターっ!」

「だからそう言ったじゃんか。 全くぅ…僕は2人で話したかったのに天音が会いたい会いたいうるさいから」

「ごめんって虎太朗ー。 あっ! 私栗原天音って言います! 私、千早さんの大っっファンなんです! 良かったら握手してもらっても良いですか!?」

「は、はいっ。 こちらこそ、ありがとうございます…」

店内のクラシックな雰囲気をぶち壊すように千早に迫ってきた栗原天音という如月千早と同年代程の女の子の勢いに押される千早。
握手には応じるが、予想外の展開に頭が追いつかない。

「あのー白井先生…こちらの方は?」

「っ!」

Pが奥の席に座る男に問いかける。 千早の意識は、一気にその男へと集中した。

(あの人が白井虎太郎さん…。…失礼だけど、なんていうかその…)

「その子はぼくの姪の天音。
うっかり如月千早と会うって話しちゃったら会いたい会いたいーって、会う許可も出してないのに勝手に帰郷してきちゃってね。

ホントは高級レストランでビンテージのワインでも飲みながら話したかったんだけどなぁ…」

青いジャケットに金色に眩しく光る時計、似合わないサングラス。

(成金っぽい)


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