過去ログ - 千早「彼は今も戦い続けている。 どこかで、運命と…」
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47: ◆TdY.HhcMMkF2
2015/03/30(月) 00:26:00.81 ID:8PCgCqChO
「何よ虎太郎。 自分だって千早さんのファンのくせに」

「それはそうだけどさぁ。 それとこれとは話しが別だろ」

「千早さん! 私ライブにもかかさず行っててるんです。 蒼い鳥も眠り姫も好きだけどやっぱり一番好きなのは約束かなぁ」

「あ、無視するなよぉ」

「こら天音ーお客さんを困らせてないで早くこっちに来て手伝いなさい」

奥から中年の女性が栗原天音に注意する。

「えー」

「こらっ」

「はーい」

「全く…小学生の頃から何も変わってないんだから。
すいませんウチの子が迷惑かけて」

どうやらこの中年の女性が栗原天音の母親らしい。

「いえ、こういう事には慣れてますから、気にしないでください」

「そう言ってくれると助かります…。 あの、後でサイン貰っても良いですか?」

「もちろん良いですよ。 けど、その前に席についても良いですか?」

「あっ、は、はい。 どうぞこちらに」

白井虎太郎が座っている席の対面の席に千早とPが座る。

「お母さんも正直に千早さんのファンですって言えば良いのに。 緊張なんかしちゃって」

「こ、こら天音! ご、ご注文が決まりましたらお呼び下さい」

オホホと、ダイニングに引っ込んで行く栗原天音の母。
他のお客さんがいなくて良かったと、千早は思った。


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