31:名無しNIPPER[saga]
2015/03/10(火) 02:13:06.75 ID:eIfs/RqE0
「プロデューサー………」
肇は俺の背に手を回し、抱擁に応えた。
「もう寂しい思いなんて、絶対にさせないから…」
つい今、寂しい思いをさせた張本人がいうには都合のいい台詞だった。
それでも、心情として決意として、肇との約束として、もうそんな思いはさせない。
「約束、ですから………」
そう言って零れ落ちた一滴の涙は、きっとさっきまでとは真逆のもの。
俺達はもう何を言う事も無く、いつまでも抱き合っていた。
40Res/23.17 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。