12:名無しNIPPER[saga]
2015/03/11(水) 18:03:21.25 ID:EKx0T0dvo
事務所のソファーは、ニュージェネレーションの3人が占拠していた。
13:名無しNIPPER[saga]
2015/03/11(水) 18:04:58.40 ID:EKx0T0dvo
未央ちゃんが読んでいたのは「音楽と人×ロックアイドル特集 木村夏樹&多田李衣菜」だった。
14:名無しNIPPER[saga]
2015/03/11(水) 18:05:54.74 ID:EKx0T0dvo
ブラックがいいかな、と応えると、丁寧にソーサーに乗せたコーヒーが運ばれてくる。
15:名無しNIPPER[saga]
2015/03/11(水) 18:07:47.57 ID:EKx0T0dvo
卯月「そうだ、楓さん。ちょっと相談があるのですが……」
どうしたの? 私にできることなら。
16:名無しNIPPER[saga]
2015/03/11(水) 18:09:26.61 ID:EKx0T0dvo
卯月「もしかして、私たちのことで悩んでるんじゃ、って……」
凛「何か、Pさんから聞いてませんか?」
17:名無しNIPPER[sage]
2015/03/11(水) 19:50:13.59 ID:1iBXaZzX0
C
CC
CCCC
C
18:名無しNIPPER[saga]
2015/03/11(水) 20:37:32.46 ID:EKx0T0dvo
長いトンネルの中は、まるで暖かさを排除した夕日のような、人工的な光で満たされていた。
等間隔に並んだ照明の列が続いている。
19:名無しNIPPER[saga]
2015/03/11(水) 20:38:43.66 ID:EKx0T0dvo
彼の横顔は、無機質なオレンジ色に照らされている。
20:名無しNIPPER[saga]
2015/03/11(水) 20:39:47.14 ID:EKx0T0dvo
P「これは、……ある意味自分自身の問題です。誰のせいとか、そういうわけじゃないんです。だから、そう心配しないでください。」
21:名無しNIPPER[saga]
2015/03/11(水) 20:41:38.40 ID:EKx0T0dvo
あなたには、仕事の悩みもそうでないことも打ち明けてきたつもり。
でもあなたはいつも、本当の悩みは口にしてはくれていなかったの?
22:名無しNIPPER[saga]
2015/03/11(水) 20:42:57.03 ID:EKx0T0dvo
トンネルの出口はブラックホールのようだった。
光の中を抜け、夜の闇へ吸い込まれる。
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