過去ログ - 武蔵「どこを見ている、私は此処だぞ?」
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20:名無しNIPPER[saga]
2015/03/15(日) 17:29:53.16 ID:2/btnJmw0

ドック

赤城「はぁ…最初に補給すればよかったかしら」

長門「大規模作戦以外での高速修復材使用は許可されていないからな…10時間以上が当たり前なのは少しきつい」

大井「いいじゃない。ああでもこの間にも北上さんとの二人っきりの時間が…」

木曾「…気にする所はそこか?」

大井「今少し使ってもばれないんじゃない?」

赤城「ダメですよ大規模作戦となると私たちはほぼ出撃の嵐…高速修復材でプールができるほどの量があっという間になくなってしまうのですから…少しだけという慢心はダメなんです…ええ…ダメなんです…」

長門「AL/MI作戦の時は本当にひどかったのだぞ?百数十個あった修復材が数個まで無くなったときは絶望だったのだから」

赤城「おかげで無事AL作戦はできました…AL作戦は」

木曾「MI作戦は上手くいかなかったのか…」

赤城「主力艦をALへ出撃させてしまったのがダメだったのよ…ああ、今思い返しても悔しさが残るわ…」

長門「我々はあれをALの悲劇と呼んでいる。その時の提督の顔は…なかなかに面白かったがな」

赤城「ええ、ええ。私も悔しさが出てると指摘されてましたが提督は本当に子どもの駄々っ子のようでしたね」

大井「ふーん、あんな見た目で…」

赤城「いいえもう少し若かったころのお話ですよ。今はもう…どんどんご老体ですが…昔はもう子供のようにそこらかしこを走り回っていたんですよ」

長門「喜怒哀楽が激しい時期だったな」

大井「それただの情緒不安定なだけじゃない?」

木曾「言いすぎじゃないか?」

大井「感想を言ってみただけよ」

長門「ふむ、確かにそうとも取れる」

赤城「でも…私たちもすごく笑ってましたよね」

長門「ああ」

大井「提督の行動が面白くてですか?」

木曾「姉さんさっきから酷い言い方じゃないか?」

大井「いいのよ、これより悪い言い方しても「ククク、大井は面白いなぁ」でいっつも返されるんだから…あの余裕な笑みが…」

赤城「ふふふ…そうね、彼の悲しむ姿なんか一度も見たことがないわね」

大井「そりゃ叢雲がそばにいるんだから幸せでしょうね」

赤城「いいえ…それだけじゃないのよ」


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