過去ログ - 武蔵「どこを見ている、私は此処だぞ?」
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名無しNIPPER
[saga]
2015/03/15(日) 18:28:30.08 ID:2/btnJmw0
木曾「…どういう意味だ?」
赤城「…私達は元々彼の父親…元帥殿の元で戦っていたのは知ってますよね」
大井「…ええ、知ってます」
赤城「私達がここへ異動してきた理由…それもご存じでしょう?」
長門「彼の父親が指揮を執っていた鎮守府が襲撃を受け…元帥殿が爆撃により亡くなられた。彼の元で戦を共にした我々は他の鎮守府へ異動し何名かはここに来た。その時鎮守府は手薄のところを狙われたと報じられたが」
赤城「その時、艦娘全員が鎮守府を離れていたのよ」
大井「それって」
木曾「全員って…本当に」
長門「…全員だ。全艦娘の鎮守府からの外出理由はまちまちだが…元帥殿はまるで狙ったかのように我々全員を爆撃の嵐にさらされ何も残らなかった鎮守府から遠ざけた」
大井「来るのが分かっていたってこと?それなら皆で返り討ちにすれば」
長門「私達もそう思った…元帥殿の死体は跡形も残ってはいなかった。葬儀が行われ、元帥殿の息子…つまり今の私たちの提督が来た。その時彼は元帥殿の遺影の前でこういったのだ」
彼女たちはちゃんと守れた。安心して逝ってくれ父さん
赤城「その時にね私、提督に言っちゃったの『どうして私達と一緒に戦ってくれなかったんですか』って」
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赤城『どうして私達を戦わせてくれなかったんですか!どうして…一緒に戦うことを選ばなかったんですか!』
提督『簡単なことだよ赤城さん…君たちでは父さんと一緒にあの廃墟の一部となっていたからだよ』
赤城『そんな、そんなことありません!私達は戦えました!これじゃ私達は何のために彼を守ると約束したんですか!』
加賀『赤城さん…』
提督『もう一つの約束を優先しただけだよ…「ならば、俺も君たちを守ること約束しよう」って』
赤城『!』
提督『言ってただろ?父さん帰ってきた後、なんて恥ずかしいこと言ったんだぁって悶えてたからよく覚えているよ』
赤城『なんで…なんで、笑えるんですか…貴方は』
提督『なんでって言われても…ほら、君達が代わりに泣いてるじゃないか』
赤城『…う…あ…』
提督『俺も父さんもね悲しいのは嫌いなんだよ。だから親子で決めたんだ別れ際は…笑顔でって』
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