6:名無しNIPPER[sage]
2015/03/16(月) 18:14:53.16 ID:Qq9PsvFaO
ぽつんと残って、なんでだかちょっとさみしくなって損した気持ちになっちゃって、仕方ないやってまた歩き出す。
はぁーって吐いた息の色もわからないこの道は街灯が少なくて、
夜は危ないからひとりで出歩いちゃダメだって小さい頃凛はよくお母さんに言われていた。
そういう教えを破ってこうして歩いているせいか、
高校生になったはずなのに凛は罪悪感からか背徳感からか妙にワクワクとした気持ちを止められなくて、
ふふっと笑ってまた夜の道を歩いてく。
かよちんの家が近づいてきて、自然と足早になって、ワクワクがさらに高まった。
かよちんがこんな時間に起きているわけないのに、
どうしてだか部屋に明かりが点いていそうでワクワクしながらでも足音を立てないようにつま先立ちでかよちんの部屋のあたりに目をやった。
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