過去ログ - 咲「誰よりも強く。それが、私が麻雀をする理由だよ」
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121:名無しNIPPER[saga]
2015/04/03(金) 23:00:09.54 ID:dFBcxsfeO

明華「今日も咲さんお手製のお弁当ですか?」

ネリー「いいでしょ。サキは料理もすっごくうまいんだから!」

明華「羨ましいですね。私にも一口……」

ネリー「これはネリーのだから」

明華「そんな事を言わずに。咲さんからも言われてるんでしょう?」

ネリー「う……」

 確かに咲からも分けてあげるように言われていて、おかずを少し多めに入れてもらっているくらいだ。
 ネリーは、渋々弁当から摘ままれるのを許した。

明華「今日もおいしいです」

ハオ「本当に」

ネリー「うう……」

 ダヴァンもカップラーメンを啜りつつ、箸休めに(?)弁当をつついていた。
 昼の休憩を終えてまた麻雀漬けの時間を過ごす。
 気づけば咲を迎えにいく時間になっていた。

ネリー「あっ、そろそろいくね」

 いってらっしゃいと見送る面々を背に部室を出る。

生徒「宮永さん? 宮永さんならさっきどこかにいったけど」

 しかし咲は不在だった。

ネリー「おかしいなー。いつもはいるんだけど」

 手洗いにでもいったのだろうか。
 ネリーは教室の外で少し待つ事にした。
 すると数分ほどで咲が戻ってきた。

咲「あ、ネリーちゃん……。ごめんね、ちょっと出てたの」

 やはり手洗いだったのだろうか。
 そんなに待ったわけでもないので気にする事はないと告げた。

咲「ありがとう……今日もよろしくお願いします」

ネリー「そんな改まって言われると照れちゃうな。いこっ、サキ!」

 手を差し出せば咲が握って、手を繋いだ状態になる。
 いつもの格好だ。なんだか嬉しくなって強く握り返す。

ネリー「そういえば今日もサキのお弁当大好評だったよ!」

咲「そうなの? ふふっ、嬉しいな」

 しかしどうしてか、咲の握る手の力はいつもより弱い気がした……。


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