過去ログ - 咲「誰よりも強く。それが、私が麻雀をする理由だよ」
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632: ◆JzBFpWM762[saga]
2015/09/18(金) 23:54:11.87 ID:0PAc0IOr0

ダヴァン「サトハに相手がいないのはおかしいと思ってマシタ」

ハオ「私たちの中では初めてじゃないですか?」

智葉「だから違うって……もういいだろ」



ネリー「ね、どう思う?」

咲「え?」

 妙な疑惑を持たれた智葉が否定に回る中、他の目を盗むように畳の上をにじり寄ってきたネリーが咲に話しかける。こっそりと小声だ。

ネリー「サトハだよ、あれあやしいよね」

衣「あやしい? あれはあやしいのか」

ネリー「ちょっ、入ってこないでよ。あやしまれるじゃん」

 見咎められるのを気にしてか、混ざってきた衣に反応するネリー。一方で咲は智葉の変調に思案を巡らせる。

咲(たしかに……何となく何かを隠すみたいな感じだな)

 智葉は最初否定するに留まっていた。だが、段々その話には触れてほしくなさそうな素振りを見せ始めた。誰しも痛くない腹を探られ続けたら不機嫌になるだろうが、今の智葉はそれとはまた違う印象を与える。

 咲は公明正大な先輩の珍しい姿に目をしばたたかせる。

智葉「はあ、恋愛話に飢えた奴らの相手は疲れる。この話は終わりだ」

 煙たがるように智葉は手を振り、切らしたジュースの補充をしてくる、と広間から退室していく。


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