過去ログ - 魔法少女育成計画anchor
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398: ◆Og3LtLVi5H27[saga]
2015/04/26(日) 22:16:52.05 ID:2Hc51mMWO
しかし、時々魔法の国から直々に依頼されて悪い魔法少女の討伐を請け負う事もあった。あの戦いは忘れられない。魔法少女として、始めて全力で戦えた。あのときの興奮は今でも思い出すと胸が震えてくる。


そうだ、あのときの興奮をもう一度味わえる。クルエルは強い。その上残虐で、手加減を知らない。きっとあのときの魔法少女以上に楽しい戦いが出来るはずだ。


だが、その考えはジェラスの心の中の声が押し止めた。自分の最大の武器を失った事を忘れたか、戦いは楽しいがそれは自殺行為だ、助けを待って隠れるべきだ、大体命が惜しくて助けを呼んだんじゃないのかと。


しかし、それを本能が押し返す。こんな機会は滅多にあることではない。魔法少女討伐の依頼もあれ以来無い。これを逃したら次はいつ戦えるか分からない。助けを呼んだのはいざというとき時の保険だ。


クルエルの足音が近づいてきた気がした。ジェラスの気配に気づいたのかもしれない。


どうする?

1 心の声に従う
2 本能に従う


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