過去ログ - 【咲-Saki-】やえ「牌に愛された子か……」
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19:名無しNIPPER
2015/03/20(金) 22:09:15.43 ID:KIxu7xwT0

憧「あー…なるほど、言われてみれば対面がおかしな打ち方してるわね。他の二人はそれを知って変な打ち方してるのかな…?」

紀子「セオリーを外れた打牌には、対応した打ち方が要求される。一人の異物が紛れ込めば、場の状況は激変する」

やえ「場の状況と自分の手牌が全く同じでも、相手によって打牌は変わる。変えない奴は、この世界では超一流か二流以下のどちらかだ」

憧「相手によって……か。つまり、相手の打ち方を半荘一回の間に把握しなきゃダメってことだよね?」

やえ「ネト麻ならそうだな。牌譜が出回ってるような上位の有名アカウント相手でなければ初見で対応するしかない」


ネト麻なら、ということは、現実の麻雀では違うと暗に匂わせている。
それに気づかない奴ではないので、食いついてくるだろう。


憧「…現実でも同じじゃない? 無名の選手は研究しようにも牌譜がないじゃん」

やえ「それはそうだが、現実問題として、全国に無名の選手が出てくることはまずない」

紀子「出てきたとしても、有名選手に率いられたチームの人数合わせ程度」

やえ「…まあ、最近は二年連続でおかしなやつが出てきているがな」


一年時の宮永照は無名の選手だった。
対策すらできずに、ほとんどの者が圧倒的な力にねじ伏せられた。

昨年の天江衣も無名の一年生だった。
やはり、なすすべもなく名門校が蹂躙されていった。
臨海は天江をどうにかすることは諦めたのだろう、副将でトバして勝負を避けた。

今年も無名の一年が大暴れするのだろうか?

…してもらいたいものだな、新子憧に。


憧「ま、それもそうか。個人ならわからないけど、あたしが出るのは団体だしね」

やえ「個人で出ても構わんぞ? 巽か紀子を蹴落とせばいい」

紀子「…私は無理だから、由華を蹴落として」

由華「ちょっと、私なら蹴落とせるみたいな言い方やめてください。まだ負けませんから」ヒョコッ


噂をすれば影が差す……部室へ向かう途中だが、いや、途中だからこそか、話し込んでいると余計な奴らがワラワラと湧いてくる。


やえ「立ち話もなんだ、とりあえず部室に行かないか?」

憧「てゆうか、由華にも紀子にも勝てないって。ギリギリで日菜だね。だから睨まないでよ由華」

由華「憧、呼び捨てをやめなさいと何度言えば……」

憧「やば、お説教が始まる……逃げちゃえ!」


憧が部室に向かって駆け出す。
巽も憧も目的地が部室なのだから、逃げてもどうせ捕まるだけなのだが……

計算しているのか、天然なのか、憧のタメ口と呼び捨てを真面目に注意する唯一の先輩である巽は、毒気を抜かれていた。


由華「もう……部室についたら麻雀でお説教です」

やえ「はははっ、ほどほどにな」



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