過去ログ - 男の娘「男のこと、好き」
1- 20
51:名無しNIPPER
2015/04/01(水) 23:17:29.08 ID:H+LxNgz/O
今回はここまで。今日がエイプリールフールだったんだ…。俺は現役jkです(大嘘)


52:名無しNIPPER[sage]
2015/04/02(木) 00:16:21.57 ID:zc//SaoMo

男の娘 可愛い
現役jk 可愛くない


53: ◆3o5ksYdBDI
2015/04/19(日) 18:35:11.22 ID:ebv2mjbpO
だいぶ遅れましたはい。申し訳ないです。しかもいつもより量少ないかも。


54:名無しNIPPER
2015/04/19(日) 18:38:32.96 ID:ebv2mjbpO
玄関のチャイムが鳴る音がする。すぐ後に軽い足音。母のものだろうか。

玄関のドアが開かれる音と同時に、僕の母親らしき声がごもごもと聞こえる。恐らく玄関で、訪ねてきた人と軽い世間話でもしているのだろう。

「娘ー!男くんきたわよー!」
以下略



55:名無しNIPPER
2015/04/19(日) 18:39:27.59 ID:ebv2mjbpO
「ようこそ我が家に!歓迎するよ!男!ウェルカム!」

「………お前、大丈夫かよ、やけにキザったらしいぞ」

男にそう冷静に言われて、僕は、ようやく自分がいまやった行動、言葉、全てがスリッパのたてる音より、何倍も恥ずかしい行為だと気がついたのだった。
以下略



56:名無しNIPPER
2015/04/19(日) 18:41:02.37 ID:ebv2mjbpO
「ごめん、ちょっと色々取り乱した」

二階の僕の部屋に、男と入ってドアを閉め、僕は言った。ああ、恥ずかしすぎる。

「いやまあいーけどさぁ…」
以下略



57:名無しNIPPER
2015/04/19(日) 18:43:20.73 ID:ebv2mjbpO
男は言って、嘆息した。だけど、直ぐに表情を真面目なものへと変えて、僕が解けない、と言った問題を教え始める。

しかし僕が焦って咄嗟に聞いた問題は、僕がもう解けるような問題だった。
そのために僕は説明も聞かずに、只々、真剣に問題を解説している男の顔を見つめていた。あ、意外とまつ毛が長い。

以下略



58:名無しNIPPER
2015/04/19(日) 18:44:00.23 ID:ebv2mjbpO
「へへ、ごめん」

「質問したなら聞けよ…」

ジト目で僕を見た後、「次はちゃんと聞けよ」と言い、男は解説を再開した。だけどそれ僕知ってるんだよなぁ…。
以下略



59:名無しNIPPER
2015/04/19(日) 18:45:12.10 ID:ebv2mjbpO
時刻は時計の短針と長針がぴったり真上で重なるとき、すなわち正午となった。部屋の壁掛け時計から、グルッポーと間抜けな鳩の鳴き声がする。ちなみに音が出るだけで、ちっちゃい鳩が飛び出したりはしてこない。

男はといえば、僕に問題の解説をし終えると、30分ほど暗記科目の勉強をした後、僕の部屋の物をいじくりまわしている。暗記は普通みたいな言い方したことあるけど、記憶力も並みじゃないな。

「お!これ仮面ライダーのやつじゃん!」
以下略



60:名無しNIPPER
2015/04/19(日) 18:46:17.00 ID:ebv2mjbpO
「俺、参上!」

「たしかそれじゃなかったよ」

残念ながらそれは電王だ。電王では無かったような気がする。なんか、戦わなければ生き残れない感じの奴だったなぁ…。たしか。
以下略



74Res/35.15 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice