過去ログ - 誠子「釣れないなぁ…」京太郎「お隣宜しいですか?」
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名無しNIPPER
[sage saga]
2015/03/22(日) 19:18:37.52 ID:27cxWrl80
「それじゃあ、各自練習開始だ!一ヵ月後には対抗試合をやるから、みんな気を抜くなよ!」
「まあ、この阿知賀のレジェンドと呼ばれたあたしがコーチ代行してやってるんだ、みんな大船に乗った気でいてくれてかまわないぞ!」
誠子「…」
(亦野誠子…ただ者じゃなさそうだね…)
このコーチ代行、亦野の牌の変化を見抜いていた。
牌符を見比べても、前コーチの頃とそれ以降では、成績の違いは明らかであった。
亦野の打筋には、以前のものとも比べても、およそ大胆であり、それでいて正確でミスなどが一切ない、それは獣が牙を剥くような凶暴性が、端正な感覚として卓に出てきているようである。
これは、恐らく前コーチの指導の賜物、というよりかは、何か己の人生に前後を不覚にするほどの揺さぶりがあったのではないかと、この現コーチは考え至った。
現にコーチが失踪した日以来、亦野は他の部員とは、宮永照とは違った意味で一線を画していた。
その一挙一動に、刹那に生きる者の孤独を纏っているような、そんな錯覚に陥る。
それはやはり孤高と言われた宮永照とは、また違った感覚なのだ。
(彼女は確実に、失踪した前コーチとの間で何かあった…その何かが、亦野の麻雀を、いや人生さえも変えてしまった、ということだろうか?)
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