過去ログ - 【ダンガンロンパ】ダンロンでほのぼのと百合百合したい
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◆AZbDPlV/MM
[sage saga]
2015/03/25(水) 23:59:19.27 ID:MnzuluBs0
舞園 「文化祭で開く喫茶店でステージ…ですか」
こまる 「そうなんだよぉ……でね? 私がキーボードやらなくちゃならなくて……したことないのに」
コンセプトが、ガールズバンドとアイドルの融合!だとかで、勝手に選ばれた私達演奏組と、踊る子達とで、お客さんの前で演奏と踊りを披露しなくちゃいけなくなってしまった。ピアノなんてやったことないのに、無茶振りだよ。
舞園 「それで楽器屋さんなんですね」
こまる 「曲はね、舞園ちゃんのグループの曲なんだ!」
舞園 「それは嬉しいですね!」
こまる 「それで楽譜が欲しいんだけど、舞園ちゃんのグループの楽譜って沢山あるから、どれ選べばいいか解らなくて」
せっかくこうして本人がいるんだし、素人の私が選ぶよりプロの目で確かめてもらった方がいいよね。
舞園 「そうですね……」
さやかちゃんは何冊か楽譜を取ってペラペラと目を通して、一冊を私に手渡す。
舞園 「これが一番いいと思います。簡単だけど、いいアレンジがされていますよ」
こまる 「わあ! ありがとう!!」
さやかちゃん本人に選んでもらっちゃった! 練習するのが楽しみになってきた!!
舞園 「一度、私が弾いてみましょうか?」
こまる 「え! 本当?! わあ! 聴きたい!!」
さやかちゃんによる演奏まで聴けるなんて、幸せ過ぎて罰があたりそう…っ!
舞園 「じゃあ、楽譜いいですか?」
私から楽譜を受け取ると、さやかちゃんは一台の電子ピアノに楽譜を置いて、鍵盤に両手を添える。その指が鍵盤を押さえて沈むと、さやかちゃん達の曲が流れだす。
こまる 「おおーっ」
ピアノを弾くさやかちゃん、楽しそう。何だか私も楽しくなってきた! 音に合わせて体が動いちゃう!
舞園 「こんな感じです。どうですか? これでいいですか?」
こまる 「うんうん! すっごく楽しいアレンジ! それに、さやかちゃんが選んでくれた楽譜だもんね!」
こまる 「これ、払ってくる!」
舞園 「はい」
さやかちゃんに選んでもらった楽譜、これはもう私の宝物だよ! 何だか使うのもったいないなぁ。
でも、やらなきゃ選んでくれたさやかちゃんかに申し訳が立たないもんね。やるよ! 私はやる時はやる子なんだから!
―――――――――
放課後の教室。私とミニステージをするメンバーで鋭意練習中です。自分でいうのも何だけど、上手くなってきてる! 私天才かも!!
「こまるー、あんた最近ますますサヤカー度が上がってるよね」
「それだけじゃないよ。あんだけ“弾けるワケないよぉ”って泣き言いってたのに、突然“練習がんばる!!”って、言い出すんだもんね」
こまる 「いやぁ、さやかちゃんへの愛が私を動かしているんですよ!!」
「ま、おかげで間に合いそうだし、いいんだけどさ」
「上達早いよね。サヤカーの力恐るべし」
こまる 「まだちょいちょい失敗はしちゃうけど、曲を弾ききるまでになったもんね! この調子で失敗を減らして完璧に仕上げるぞー!!」
「うんうん。がんばれがんれ」
「いや、でもあたしらも負けてらんないね。こまるのがうまいなんて焦るわ」
「ね、許せない! 生意気だ!」
こまる 「な、何それ?! ヒドい!!」
ね? がんばれば結構やる子なんです、私! 好きな曲を自分で弾けるようになるのって楽しい!
こまる (当日にさやかちゃんはお仕事があるみたいだから、お披露目できないのは残念だけど…)
こまる (でもでも、さやかちゃんに私の想いを届けるつもりでやりきるんだ!!)
こまる 「んじゃ、もう一回!」
私は改めて気合いをいれて、練習を再開した。
サヤカーの力、見せてやるんだから!
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