過去ログ - 【ダンガンロンパ】ダンロンでほのぼのと百合百合したい
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11: ◆AZbDPlV/MM[sage saga]
2015/03/26(木) 03:33:48.72 ID:80mRx/ko0
こまる 「あ! さやかちゃんからメールだ!」

舞園『こんばんは! あれから練習はどうですか?』

こまる 「気にかけてくれてる! えへへー、嬉しいなーっ」

 さやかちゃんからのメールに、逐一テンションが上がって舞い上がっちゃう私ってば気持ち悪い。でも仕方ないよね! さやかちゃん大好きなんだもん!

こまる 「まだちょいちょい失敗は…しちゃうけど…大丈夫だよー…っと」

 送信して数十秒後、直ぐにさやかちゃんから返事がきた。

舞園『今度のお休みは空いてますか?』

こまる 「これは! 遊びのお誘い?!」

こまる 「もちろん! どこに行きたい?」

舞園『ステージを観にいけないかわりに、前に行った楽器屋さんで、こまるちゃんの演奏が聴きたいです!』

 お、おお…な、なるほど! 次の休みまで後2日…これは何が何でも仕上げなければ…!!

こまる 「じゃあ…時間と待ち合わせは…前と同じで大丈夫?」

舞園『わかりました! こまるちゃんの演奏、楽しみです!』

こまる 「まさかこんな形で、さやかちゃんにお披露目することになっちゃうなんて……!」

 本人の前で不甲斐ない、がっかりさせる演奏はできない!! ますますがんばらないとね……うう…プレッシャーが…緊張してきた。


―――――――――


こまる 「さやかちゃんに会えて嬉しいけど、今日は緊張のが大きいよー」

 待ち合わせた場所から、今回もさやかちゃんと腕を組んであの時の楽器屋さんに向かっていた。再会した喜びより、緊張によるドキドキの方が勝っちゃってて、ちょっと損した気分かも。

舞園 「うふふっ、私はとっても楽しみです! こまるちゃんの努力の結果が観られるんですから」

 ああ、今の私にそんな神々しい笑顔を向けないで!

こまる 「ううっ……さ、さやかちゃんをがっかりさせないように精一杯演奏します!!」

舞園 「気負わなくってもいいんですよ。まずは楽しむことが第一です」

 優しい声色でさやかちゃんはそう言って、私の指に、自分の指を絡ませた。なんだか恋人がするみたいな手の繋ぎ方に、今度は別のドキドキが胸を打つ。
 顔が熱くなってきた。

舞園 「そうすれば、失敗なんて二の次になっちゃいますから」

 間近にまで、さやかちゃんの顔が近づいて、こつんとおでことおでこがぶつかった。

こまる 「〜〜〜〜っ!」

舞園 「こまるちゃんらしく、元気に演奏してください」


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