過去ログ - 【ダンガンロンパ】ダンロンでほのぼのと百合百合したい
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27: ◆AZbDPlV/MM[saga]
2015/04/03(金) 14:42:33.96 ID:rDrtENsh0
新月 「頭を撫でられる訓練?」

空木 「そうです! あの意地悪女と早くおさらばしてやるためにです!」

大門 「なんでオレっちたちなんだ? あの姉ちゃんでもいいんじゃないのか?」

煙 「大人に触られたくないん…だよね?」

空木 「そうです! だから、気心の知れたみんなから慣らしたらどうかと思ったんです!」

 監視つきではあるけど《希望の戦士》のみんなと会える時間帯。私はみんなに、頭を撫でられるのに慣れるための訓練をしたくて、協力してくれないか訊いてみる。
 あのお姉さん、顔はキャワイくても中身はキャワイくないです!あんないけすかないのとずっといないといけないなんてムリ! ムリムリムリムリ!!

煙 「だだ大丈夫かなぁ……ボクちんはやめたほうがいいと思うなぁ」

 蛇太郎くんは心配そうにもじもじと私を見つめる。気持ちは嬉しいですけど、私は私のためにやるんだ!

大門 「でも言子ちゃんはあいつと早く離れたいっていうなら、協力してやんなきゃだろー!!」

 大門くんは解ってくれていますねー! 一刻でも早く! 善は急げです!

新月 「……どうしても無理だったら言ってくれよ」

 新月くんまで、緊張した顔しちゃってますけど……。でもやらなきゃ、この先私に自由はないんだもん。

空木 「うん! お願い!!」

大門 「じゃ、オレっちからな!」

 私は大門くんに頭を差し出す。気配で大門くんの手が近づくのが解る。そして、この段階から自分の鼓動が早くなっているのも解る。頭がぐるぐるする。あいつらじゃないのに。あんな汚いヤツらじゃないのに。

 仲間なのに

 友達なのに

 汚くないのに






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