7: ◆maTy6VVDS9xK[saga]
2015/03/26(木) 04:38:03.44 ID:aQYsHvgpO
もう１週間なにも食べていない。
食事が喉も通らず、すぐに吐いてしまう。
流石に見かねたのか、シスターは私に休養を命じた。
時間が解決してくれると思ったのだろうか。
期待とは裏腹に、日を追うごとに夢は現実感を増していった。
ついにはイレーナ先輩が幻覚として現れ始めた。
イレーナ先輩の亡霊は四六時中、耳元で呪詛を呟き続けてくる。
あんなに好きだったのに、私は嫌いで嫌いで堪らなくなっていた。
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