過去ログ - 【Lv30】ぱらルカさんが くえルカさんになったようです前章【職業Lv10】
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142: ◆ldFfAbiRv2[saga]
2015/05/10(日) 21:05:12.14 ID:OvM65S4N0
ルカ「ふぅ・・・」

僕はため息をつく。
確かに継続戦闘能力は残っているけど、体力は結構ギリギリだった。
更に言えば、裏練気で作り上げた攻撃力も、さっきの天魔頭蓋斬で打ち止めだった。

アリス「グランベリアは楽しいのだろうな。己の全力を出しうる敵が現れることに」

アリスが感慨深そうにそう呟いた。

暫くするとグランベリアに一蹴された兵士たちが、意識を取り戻した。
みな命に別状はないようだ。

ルカ「とりあえず・・・四精霊と契約しなくちゃいけないから、地下の大図書館で本でも探そうか」

アリス「唐突だな」

ルカ「うん。あのまま戦い続けていたら、僕は確実に負けていたし・・・強くならなきゃ」

向こうの世界での精霊は使い勝手が悪かったけど―――
此方もそうであるという確証はないし、弱くなるわけでもないのだ。

アリス「それと図書館で本を探すのと、どう関係がある?」

ルカ「向こうの世界では、父さんがわざわざ『四精霊信仰とその源流』って本を、僕に読ませるように仕向けていたから・・・」

ルカ「この世界でもその本を手に入れなきゃいけない気がするんだ」
ルカ「とりあえず、地下の大図書館に入れてもらえるように交渉するよ」

僕は怪我人救護などの指示を出していた衛兵隊長に、地下の大図書館の入室許可を求めた。
グランベリアを追い払った事により、かなり待遇が良くなっていたようで、二つ返事で許可が下りた。


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