過去ログ - 【Lv30】ぱらルカさんが くえルカさんになったようです前章【職業Lv10】
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180: ◆ldFfAbiRv2[saga]
2015/05/14(木) 23:15:23.05 ID:Exoy4KHp0
ルカ「流石サバサ・・・行商人が多いな」

僕たちは苦労することなくサバサへと到着した。
サバサの位置も、向こうの世界と同一だったためだ。

ルカ(治安もよさそうだし・・・問題は起きていないのかな?)

向こうの世界ではサラの淫魔化による暴走により、治安が悪くなっていたのだ。
しかしこの様子では心配は杞憂だったようだ。

アリス「ぬぅ・・・。サバサフィッシュ料理だと?」

ルカ「僕も作れるけど・・・食べたいの?」

アリスは子供の様にこくこくと頷いた。
屋台の魅力というものは強いようだ。

ルカ「それじゃぁ・・・はい」

僕はアリスに十分過ぎるほどのお金を渡す。
これなら間違っても金額が足りなくて食べれないということは発生しないだろう。
幸いまだまだお金には余裕がある。

すると一人の兵士が僕に声をかけてきた。

兵士「むぅ!?なんだ、その気味悪い剣は・・・」

兵士は荷物に突っ込んであるエンジェルハイロウを見て、驚きの声を漏らした。

兵士「うむ・・・少々若いが・・・」

改めて兵士は僕の顔を見回し、そしてこくりと頷いた。

兵士「すまないが君、サバサ城まで来てくれないかね?」

ルカ「悪いことはしていませんが・・・」

向こうの世界の治安の悪い状態でも捕まるようなことはしていない。
なら何故呼び止められるのか―――

兵士「・・・いや。そういう事ではないのだ。とにかく、城まで来てくれないだろうか?」

ルカ「・・・分かりました」

兵士の様子からどうやら衆人の前では言いにくいことのようだ。
それに何か厄介ごとの気配がする。僕は素直に従った。

ルカ「ほら。アリス、食べながらでもいいから付いてきて」

僕は料理を食べているアリスにそういうと、サバサ城へと案内された。



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