過去ログ - 【Lv30】ぱらルカさんが くえルカさんになったようです前章【職業Lv10】
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181: ◆ldFfAbiRv2[saga]
2015/05/14(木) 23:16:24.16 ID:Exoy4KHp0
何が起きているんだろう・・・
そう考えながら兵士の後を付いていくと、王の間へと通された。

兵士曰く、サバサ王は腕の立つ冒険者に頼みがあるという。

ルカ(サバサ王・・・いったいどんな人なんだろう)

向こうの世界ではタルタロス探索中に命を落としたという。
その武勇と評判は向こうの世界でも目覚ましく、一度会ってみたいと思っていた。

王の間で見たその姿は――――まさしく歴戦の戦士だった。

サバサ王「来てくれたことに感謝する。私がサバサ国王、サバサ9世である」
サバサ王「見た目は若いが―――歴戦の戦士のようだな」

ルカ「いえ・・・そんなことは・・・」

サバサ王「謙遜するでない。王である前に、まず1人の戦士であるつもりだ」
サバサ王「目の前の相手の力量を読めないほど未熟ではない」

サバサ王「その力量を見込んで頼みたいことがある。くれぐれも内密に願いたい」
サバサ王「事は重大であり、民に不必要な動揺をもたらす恐れがあるのだ」

サバサ王と会ってみて、一目でその力量と王としての器が高いことが分かった。
その王が重大かつ内密に事を進めたいと言っている―――

僕は如何なる事態にも対応できるよう覚悟を固めた。

サバサ王「目の色が変わった。やはり相応の修羅場を超えているようだな」

サバサ王は改めて僕を賞賛した。

サバサ王「実はわが娘―――サバサ王女が、魔物にさらわれてしまったのだ」



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