過去ログ - 【Lv30】ぱらルカさんが くえルカさんになったようです前章【職業Lv10】
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199: ◆ldFfAbiRv2[saga]
2015/05/15(金) 22:25:15.81 ID:CSXxsTQa0
門の前では2名の兵士が立ちふさがっていた。

ルカ(一応人間だし・・・傷つけるのは最後の手段にしよう)

取り敢えず平和的に交渉してみる。

ルカ「あの・・・ここの領主に会いたいんだけど」

兵士C「なんだ、貴様!?リリィ様はお前などにお会いにならん!」

兵士D「貴様、怪しいな・・・もしかして魔女か?調べさせてもらうぞ」

兵士たちは予測した通りの対応をしてくる。
でも僕にとっては2重の意味で好都合だ。

ルカ「シルフ!」

シルフの力を使い、周囲に強烈な風を呼んだ。
凄まじい突風に煽られ、兵士の兜が地面に転がる。

兵士C「な、なんだ・・・これ・・・!?」

兵士D「ま、まさか・・・本物の魔女・・・?」

ルカ「なんだ・・・本物を見たこともなかったのか?」

そう言いながら僕は右手に炎を、左手に氷を発生させる。

兵士C「ま、魔女だ・・・!ほんものだぁ・・・!」

兵士D「ひぃぃ、逃げろぉ・・・!」

兵士2人は僕を捕らえるどころか、たちまち逃げ出してしまう。
僕は空け放たれた門を堂々と潜り、館へと踏み込んだのだ。

ルカ「やっぱり・・・」

領主の館の中は、大して向こうとは変わりなかった。
魔女狩りを行う主が、最も魔女に近い―――なんとも皮肉な話だ。
そして目の前には―――向こうの世界でも倒したリリィが立っている。

ルカ「お前は――――」

リリィ「私がこの村の領主、リリィ。メーストル。森羅万象の理を追求し―――」


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