過去ログ - 【Lv30】ぱらルカさんが くえルカさんになったようです前章【職業Lv10】
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94: ◆ldFfAbiRv2[saga]
2015/04/13(月) 12:14:50.27 ID:ueeYAoj10
ハーピーツインズが現れた!

ルカは不意を突かれた!

ルカ(ハーピー相手には物理攻撃がほとんど当たらないから、出来る限り戦いたくなかったんだけど・・・)
ルカ(でも仕方ないか。またカウンター戦法で・・・)

姉ハーピー「ふふっ捕まえた」

姉ハーピーはルカの背後に回り込み、強引に―――

ルカの反撃!

ルカ「てやっ!」

姉ハーピーに60のダメージを与えた!

姉ハーピー「きゃっ!」

妹ハーピー「ああ、おねえちゃぁん!」

妹ハーピー「おねぇちゃん!しんじゃやだぁ、おねえちゃぁん!」

姉ハーピー「大丈夫・・・あなたは、お姉ちゃんが絶対に守るからね」

妹ハーピー「やだぁ!おねえちゃんををころさないでぇ!」

ルカ「・・・・・・」

向こうの世界では病気によって正気を失っていたが、こちらの世界では正気なのだ。
僕は猛烈な罪悪感に襲われた。

僕は背中を見せ、その場から逃げ出す。
ハーピーツインズは、追いかけては来なかった。

ルカ「今度は見つからない様にしないと・・・」

あのハーピー姉妹が侵入者を仲間に知らせることは間違いない。
警戒が本格化する前にどうにかしてクイーンハーピーのところまで向かわないと―――
またあの猛烈な罪悪感に襲われることになる。

僕は茂みから飛び出し、一目散に駆けだした。
樹上にあるクイーンハーピーの家へと向かって―――

???「私の家に、何かご用でしょうか?」

背後で、ばさっと羽音が響く。
そして、以前にも味わった尋常ではない気配。
振り返ると、そこには―――
クイーンハーピーが単身で立っていた。

クイーンハーピー「この私に、どのようなご用でしょう?」
クイーンハーピー「まぁ、察しはついておりますが・・・・・・」

ルカ「さらった人たちを帰して、こんな事はやめてほしいんだ」
ルカ「こんなの続けてたら、人と魔物の関係が壊れる一方だよ」

僕は剣を抜く前に、まず口を開いた。
正直なところ、事情が事情なだけに説得に応じてくれる可能性はほぼゼロだろうが―――

クイーンハーピー「・・・人の子よ、それは因果が逆というもの」
クイーンハーピー「人と魔物の関係が壊れてしまったがゆえ、我々はこのような事をせねばならないのです」

ルカ(やっぱり―――!)

「あれ」は向こうの世界のような、人間と魔物の共存には害悪そのもののようだ。

クイーンハーピー「心当たりがあるようですね。なら―――」

ルカ「でも、この手段は正しいとは言えないよ。だから―――」

僕はエンジェルハイロウを握った。

クイーンハーピー「実力行使というわけですね。ならばハーピーの女王の力、その身に教えて差し上げましょう!」




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