過去ログ - 佐々木「一つ、お願いがあるんだ」
↓ 1- 覧 板 20
104:名無しNIPPER[saga]
2015/03/29(日) 00:54:02.11 ID:IwlMUGAtO
「これ、読んでみてくれ」
昼休みのうちに人数分刷っておいたものをみんなに手渡しながら、
「恋愛小説、徹夜して書いてみたんだ」
朝比奈さんも古泉もハルヒも、長門でさえその表情には驚きの色が薄らと滲んでいた。
「驚いたわ。あんたは絶対締切ギリギリまで粘るタイプだと思ってた」
「アイディアがもりもり湧いてきてな。気づいたら夜が明けてた」
「道理で授業全部寝てたわけね。何だか知らないけど、いつもそれくらいのやる気を見せなさいよ」
「お疲れ様です、キョンくん。はい、どうぞ」
朝比奈さんのお茶を受け取り、それをゆったりと味わっていると古泉が寄ってきた。
「まさかとは思いますが、問題ありませんよね?」
なんだそりゃ。まあお前のことだ、ハルヒ的な意味で、ということだろう。
「安心しろ。その辺のことは濁しておいた」
「それはそれは。では僕も読ませて頂くことにしましょう」
182Res/144.40 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。