過去ログ - 佐々木「一つ、お願いがあるんだ」
↓ 1- 覧 板 20
41:名無しNIPPER[saga]
2015/03/28(土) 22:15:18.15 ID:jVBRPo/YO
「というかお前、俺のこと好きだったのかよ」
「気づかない方がどうかと思うけれどね。僕なりにこの数か月、必死にアピールしていたのに」
いや、確かに以前よりも距離感が近いとは思っていたが、
「お前、恋愛にはまるで興味なさそうだったじゃないか。だから俺、ずっと我慢してたんだぞ」
「さっきもキミはそんなようなことを言っていたが、
僕はかれこれ半年は恋愛という事象に対して精神病だとかという趣旨の発言はしていないはずだ」
んなもん知らねえよ! というか何でそんなことを覚えてるんだお前は。
「ヒトは置かれた環境によって変わるものなのさ。こうして僕とキミの関係性が変わったようにね」
俺はこいつの笑顔にあまりにも脆弱らしい。もう何でも良いさ。
「とりあえず、例の彼に断りに行くことにするよ。一日考えて本当に大事な人がわかった、と」
情感を込めて言う佐々木に顔が熱くなる。さっきの返事もこれくらいの感じでやってくれよ。
だが微妙に気になることが有るんだが。
「お前、俺が何も言わなかったら本当にそいつと付き合ってたのか?」
182Res/144.40 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。