3:名無しNIPPER
2015/03/31(火) 22:27:35.45 ID:UayEtmuS0
「やっほー。今終わり?」
こちらに手をひらひらと振りながら、いたずらっぽく笑うのは塩見周子。
「ああ、今卯月を送ってきたところだよ」
「そっか。一人でアイドル何人も抱えて大変だねー」
他人事のように軽々しく言ってのけるが、彼女も一ヶ月前にスカウトしたばかりのアイドル候補生だ。
「お前もそのアイドルの一人だろうが」
俺と年が4つしか違わないせいか、周子は初対面から馴れ馴れしかった。と思っていたのはほんの数日の間だけで、誰に対してもあっけらかんとした態度なのだとわかってきた。
「ねぇ、ご飯まだでしょ?食べにいかない?」
「残念だけど、卯月と食べてきたよ」
「なんと、Pさん(下の名前)は周子ちゃんのお誘いを断るんだ」
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