7:名無しNIPPER[saga]
2015/04/01(水) 00:03:10.26 ID:B4zXCVDj0
「1、2、3、4、1、2、3、4っと」
ライブの日まであと少し。
ここ最近は居残りでレッスンをしている。
8:名無しNIPPER[saga]
2015/04/01(水) 00:03:38.43 ID:B4zXCVDj0
「ありがとう。じゃあ、一緒に帰ろうね」
「うんっ」
9:名無しNIPPER[saga]
2015/04/01(水) 00:05:10.38 ID:B4zXCVDj0
ライブの日がやって来た。
午後からの出番で、昼には会場に入っている。
春香さんは仕事の都合で私達より遅く入るらしい。
10:名無しNIPPER[saga]
2015/04/01(水) 00:05:45.99 ID:B4zXCVDj0
「ねえ、卯月ちゃん。たぶんだけど、昔私にお手紙送ってくれてたよね?」
「よ、読まれてたんですか?」
11:名無しNIPPER[saga]
2015/04/01(水) 00:06:35.61 ID:B4zXCVDj0
「ふぅ……」
一時はどうなるかと思ったが、なんとかなったな。
12:名無しNIPPER[saga]
2015/04/01(水) 00:08:02.07 ID:B4zXCVDj0
「どうしたー! 春香ー!」
「私達の番、時間ありましたよねー! 最初にあれ一曲できませんかー!?」
13:名無しNIPPER[saga]
2015/04/01(水) 00:08:31.09 ID:B4zXCVDj0
春香ちゃんに手を引っ張られて、出て行った先はステージの上だった。
「みんなー! こんにちはーー!!」
14:名無しNIPPER[saga]
2015/04/01(水) 00:09:09.26 ID:B4zXCVDj0
ただただ、夢中で歌って踊った五分間だった。
自分の持ち歌じゃなかったから必死だったけど、それすらも楽しくて。
「どうだった? 卯月ちゃん」
15:名無しNIPPER[saga]
2015/04/01(水) 00:10:33.99 ID:B4zXCVDj0
『もっと遠くへ泳いでみたい 光 満ちる 白いアイランド』
先攻、春香ちゃんの曲が始まった。
16:名無しNIPPER[saga]
2015/04/01(水) 00:11:20.65 ID:B4zXCVDj0
会場が割れんばかりの拍手と歓声に包まれる。
「そう来たかぁ、そう来るとはなぁ」
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